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カニ味噌が食べたい!カニ味噌が美味しいカニの選び方について解説



冬が近づいて寒くなってくると、美味しいカニを食べたくなりますよね。

カニの身はもちろんですが、それ以上にカニ味噌が好きで好きでたまらなく、 カニの季節になると頻繁に食べているなんて人も大勢いるのではないでしょうか。

特にお酒のあてにはたまらないご馳走です。



ちなみにこのカニ味噌、実はカニの種類によっては食べられなかったり、あまり美味しくない場合もあるのですが、 そのことは意外と知られていません。

美味しいカニ味噌を食べたいのなら、カニについての知識をある程度頭に入れておくのが良いといえるでしょう。

今回は、美味しいカニ味噌の知識、選び方について解説します。





カニ味噌が美味しいカニは?

一般的に手に入りやすいカニの種類には、タラバガニやズワイガニ、毛ガニなどがあります。

いずれのカニにもカニ味噌は詰まっていますが、食べるには適さないカニ味噌もあり、どのカニを選んでも良いわけではありません。

以下をご覧ください。



カニ味噌を食べる場合に選びたいカニ



先にあげたカニの種類のうち、カニ味噌が美味しいのは毛ガニとズワイガニです。 特に毛ガニのカニ味噌は濃厚で、カニ味噌好きの間でも人気があります。

一方でズワイガニはカニ味噌も美味しいのですが、身にもそれなりのボリュームと旨味があるためまんべんなく楽しめます。

カニ味噌メインで味わうなら毛ガニ、色々な部位を平均的に楽しみたいのならズワイガニといった具合に選び分けると良いでしょう。



ちなみに、タラバガニにもカニ味噌はありますが食べられません。

というより、そもそもタラバガニのカニ味噌は最初から抜かれていることが多いため、 なかなかお目にかかれませんし、カニ味噌が残っているものでも調理前にカニ味噌を抜くようにいわれます。

なぜなのか?



タラバガニは「カニ」という名前がついてはいるものの、実はカニではなくヤドカリに分類される生物であるため、 カニ味噌の性質が他のカニとはやや異なります。

食べられないといわれるのは、カニ味噌の鮮度が急速に落ちやすいから。 もともとカニ味噌は鮮度が落ちやすい部分ですが、タラバガニのカニ味噌は他のカニ以上に劣化が早いのです。

また調理前にカニ味噌を抜くようにいわれるのは、タラバガニのカニ味噌は他のカニのそれに比べると固まりにくい性質があるため、 カニ味噌が入ったままカニを茹でてしまうと、柔らかくなったカニ味噌が他の部分へ広がって全体の鮮度を落としてしまうからなのだとか。

そういった理由より、最初からカニ味噌が抜かれているタラバガニも多いです。

ただ実際には、相当鮮度の高いものであればタラバガニのカニ味噌でも食べられます。 ですが、毛ガニやズワイガニのカニ味噌に比べると、あまりおいしくないという声も少なくはないのですよね。

生きたタラバガニ(活きガニ)を手に入れる機会があるのならともかく、 あえてカニ味噌を食べる意味はあまりないかもしれません。




美味しく新鮮な毛ガニの見分け方!

カニ味噌がおいしいのは「毛ガニ」と「ズワイガニ」ですが、カニ味噌好きの間では「カニ味噌=毛ガニ」 という人も少なくないため、今回はカニ味噌がおいしい毛ガニの選び方について解説します。



当然ですが、いくら毛ガニのカニ味噌が美味しいとはいっても、 適当に選んで購入してしまうと、その美味しさも半減してしまう可能性があります。

まずカニ味噌にこだわるなら、その購入時期を気にしましょう。
ありきたりですが、美味しいカニを手に入れたいのならカニの旬の時期に購入すれば良いのです。

といっても、毛ガニはさまざまな地域で年中獲れるため、旬を特定することは難しいのですが、 基本的には漁獲が行われる時期は旬の時期に重なっています。

特に解禁されたばかりの時期の毛ガニは、カニ味噌が多いとされているため、 カニ味噌目当てならその時期の毛ガニを狙いたいところです。



毛ガニの解禁時期は地域によって違いがありますが、以下のようになります。


・北海道(十勝沿岸) … 例年12月前後
・東北 … 1月前後
・北海道(太平洋) … 2月前後
・オホーツク海 … 3月前後

この解禁時期を知っているだけで、カニ味噌のために毛ガニを購入するのなら冬から初春までが最適だとわかります。

先にも述べたように、地域によって解禁時期がずれるため、毛ガニ購入する場合は産地と漁獲された時期を確かめられるのが理想です。



あともう一つ注意したいのは、毛ガニが脱皮後ではないかということ。

毛ガニに限ったことではありませんが、脱皮直後のカニは体力を消耗しているため、 痩せて身入りが悪くなりやすい傾向にあります。

脱皮した直後の毛ガニは甲羅が薄いオレンジ色をしていますが、時間が経つごとに色が濃くなり、 赤茶色っぽい色に変わりますので、選ぶときの目安にすると良いでしょう。

実際に持ってみて重みがあるかどうか、甲羅に硬さがあるかどうかというのも、 脱皮から時間が経っている毛ガニを選ぶ際の一つの目安です。




ネット通販で毛ガニを購入する場合の注意点は?



ネット通販で毛ガニを購入する場合、当然ながら実物を見ることはできません。

なので初めてのお店の場合、どれだけ気を付けていても外れに当たる可能性はあるのですが、 とりあえずそのお店が毛ガニに詳しいかどうか、また製品ページにカニの産地や収穫時期などの情報が明記されているかという点をチェックしましょう。

信頼できそうなお店か、リピーターが多いかどうかという点も大切です。



あと毛ガニが美味しいとされる重さやサイズは、一匹あたり600g前後、甲羅のサイズは10cm前後とされています。

大きい方が良いと思い込んでいる方もいるようですが、毛ガニに関してはこれより少なくても、 重すぎても味がいまひとつになってきます。

小さいものはともかく、大きいカニの方が身がたっぷり詰まっていそうな感じがしますよね。 ですが、大きくなりすぎたカニはそうでないものに比べて味が落ちるため、選ばないようにしましょう。



お値段に関しては、毛ガニは他のカニよりも割高に価格設定されており、お店にもよりますが600gで4~5千円前後はすることが多いです。

といっても天然もので価格が変動するため、必ずこの価格だというわけではありませんが、 他店と価格を比べてみて、あまりに料金が安い店は傷などがある「わけあり品」かもしれません。

わけあり品でも良いものはありますが、カニ味噌を楽しみたくてカニを購入するのであれば、わけありは避けた方が無難です。





ちなみに、カニ味噌ってカニの脳みそのこと?

ちょっと話が逸れますが…



カニ味噌という呼び方から、カニ味噌を「カニの脳みそ」だと思い込んでいる方がおられるかもしれません。

ですが、カニ味噌は脳みそではなく、人間でいう肝臓やすい臓に近い働きをするところだといわれています。 レバー的な部位とでもいうのでしょうか?

そもそも、カニには人間が持っている脳のような臓器はなく、頭部の目に近い部分にある神経節が脳のような機能を持っています。 神経で、体の動きを制御しているんです。

…私の勝手な想像ですが、もしカニ味噌がカニの脳だったとしたら、多分現状のカニよりもずっと頭が良いでしょう。 そうなると、人間に捕まることなんてなくなってしまうかもしれません。





毛ガニのカニ味噌の食べ方いろいろ

ボイルした毛ガニを開き、そのままカニ味噌を食べるのが、ダイレクトにカニ味噌を味わえる食べ方だと思いますが、 その他にもカニ味噌を使った料理はいろいろあります。



例えば、カニ味噌でメジャーな食べ方といえば…


・カニ味噌の甲羅焼き
・カニ味噌のパスタ
・カニ味噌の雑炊
ほか

上にあげた以外にも、いろいろな食べ方がありますよね。

お酒好きの方なら甲羅焼きなんてたまりませんし、ご飯にのせるのもおススメ。 カニ鍋をしたあとの、締めのカニ味噌雑炊も美味しいです。

甲羅の内側などについているカニの身をほぐし、カニ味噌に混ぜあわせる「カニの身和え」もカニ味噌好きには定番の食べ方です。

アレンジしやすく、さまざまな味のバリエーションを楽しむことができるのが、カニ味噌の醍醐味だといえるでしょう。



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