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キャットフードの分類について解説!総合栄養食?一般食?ドライ?ウェット?年齢別…沢山ありすぎて迷う!



初めてキャットフードを選ぶとき、どのように選んだらいいか迷ってしまうのではないでしょうか。

総合栄養食に加えて一般食、さらにはドライタイプやウェットタイプ、年齢別といった種類もあり、猫の飼育が初めての方にはややこしいかもしれません。

今回は、基本的なキャットフードの知識と選び方についてご紹介していきます。





キャットフードの分類について



キャットフードとひとまとめに言われることが多いですが、キャットフードと一口にいっても1種類ではなく、 総合栄養食・一般食・おやつの3種類に分けることができます。

以下をご覧ください。



まんべんなく栄養が摂れる「総合栄養食」

総合栄養食とは、このフードと十分な水を摂ることで、猫に必要な栄養素を十分にまかなえるように作られたもの。

毎日の主食にはこのタイプを選びます。
1日に必要な量は年齢や体重別に外袋に表記されており、一般的には成猫で体重1kgあたり80kcalが目安です。




体質や体の状態にあわせて栄養を与えられる「一般食」

総合栄養食以外は、一般食や副食などと明記されます。
特定の栄養素を多く配合したものや、病気に対する療法食もここに含まれます。

一般食にはアレルギー対策用や長毛種用、妊娠中、ヘアボールケア、腎臓ケアなどたくさんの種類があり、その時の猫の状態にあった食事を選びやすくなっています。

一般食だけでは栄養が偏ることがあるため、総合栄養食を基本にしながら、組み合わせて使うようにしましょう。




嗜好品の「おやつ」

ささみや乾燥チーズ、ジャーキーなど、嗜好品として与えるものです。
栄養価よりも食いつきを重視したものが多く、猫の気分転換や食欲がないときに使うと便利です。

ただし与えすぎると肥満の元になりますので、与える曜日や時間を決めて使うようにしましょう。与える量は、1日に必要なカロリーの20%以下に抑えます。





ドライタイプとウェットタイプという分類もある

キャットフードは総合栄養食・一般食・おやつに分類できるだけではなく、 日常的に摂取しやすいドライタイプと、水分の多いウェットタイプといった形状別に分けることもできます。



ドライタイプ



水分が10%以下のキャットフードがドライタイプです。
一般的に「カリカリ」とも呼ばれ、総合栄養食の多くはこのタイプとなっています。

ドライタイプの特徴にはこのようなものがあります。


・歯垢や歯石がつきにくい
・歯周病予防に役立つ
・コストが安い
・比較的長く保存できる
・穀物の割合が多い
・水分が不足する場合がある

ドライタイプのキャットフードは、たっぷりの水と一緒に摂ることが前提です。

猫は元々水分をあまり摂らない動物なので、尿が濃くなると腎臓に負担がかかりさまざまな病気の引き金となります。

1日に必要な水分量は、体重1kgあたり50mlが目安。
意識して水をとらせる工夫が必要です。




ウェットタイプ



ウェットタイプは水分を75%以上含んだもので、缶詰やパウチタイプで販売されています。

嗜好性が高く、水分摂取にも役立ちますが、コストがかかってしまうため毎日与える主食としては向きません。

ウェットタイプの特徴は以下のとおり。


・水分を摂取できる
・嗜好性が高く食欲を刺激する
・猫の気分転換になる
・味の種類が豊富
・開封後は保存がきかない
・コストが高い




年齢別キャットフードも存在する

猫の一生は、1歳以下・1歳から7歳まで・7歳以上の3つの時期に大きく分けられます。


キャットフードもその年齢にあわせ、子猫用やシニア用など、年齢ごとにわけて販売されていることが多くみられます。

例えばキャットフード売り場に行かれたことがある方なら、「子猫用」「シニア用」などと分けて売られているのを目にしたことがあると思います。

どの年齢でも基本的にとるべき栄養素は同じですが、年齢に応じてその割合は微妙に変わります。 例えば成長期は成猫期の2~3倍のカロリーが必要ですし、逆に高齢期は成猫期と同じ食事ではカロリー過多になります。

年齢別で売られているキャットフードはバランスを考えてあるため、できるだけ猫の年齢に合わせてあげるのが理想的です。



しかし、年齢はあくまで目安。
運動量や体質の違い、病気の有無、妊娠・出産によっても必要な栄養素は変わってきます。

「7歳以上」と書かれたフードでも、厳密に7歳から使い始めなければいけない、ということはありません。

食欲が落ちていないか、痩せたり太ったりしすぎていないかなどをチェックし、 愛猫にふさわしいタイミングで切り替えてあげるのがベストです。

年齢の分類は、猫が成長していくにしたがって何を与えればよいのかがわからなくなった時に、目安にできるもの程度に考えておくと良いでしょう。



以下参考として、猫の年齢ごとに適した食事と、その与え方についてまとめてみました。



ほ乳期(生後3週間まで)

生まれてから生後3~4週間までは、母乳かミルクを飲みます。 ミルクは牛乳ではなく、必ず猫用ミルクを使いましょう。

人間用の牛乳だと、牛乳に含まれる乳糖が分解できず、お腹を壊す恐れがあります。




離乳期(生後3週間~8週間まで)

生後3週間ごろから乳歯が生えてくるため、ミルクから固形のフードに切り替える時期です。

はじめは噛む力・消化力ともに弱いので、水分の多いウェットフードや、ドライフードをお湯でふやかして与えます。 はじめのうちはミルクと混ぜたり、離乳食とミルクを半々ずつでも大丈夫。徐々に慣らしていきましょう。

生後8週間経つ頃には、水分の少ない固形のフードが食べられるようになります。




成長期(8週間~1歳まで)

猫は1歳で大人(成猫)になると言われており、1歳までは体格が出来上がる途中の成長期です。 そのため、この時期は体重1kgあたり100kcal~130kcalと、成猫期の約2~3倍のカロリーを必要とします。

カロリーが高く、成長に欠かせないタンパク質やタウリン、カルシウムなどが多く配合された子猫用フードを与えましょう。

ただし、猫は1度に大量に消化できる体のつくりにはなっていません。
1日3回~4回に分けて少量ずつ与え、1歳になるまでに1日2回になるよう調整していきましょう。




成猫期(1歳~7歳)

1歳から7歳までの成猫期は維持期ともよばれ、体重1kgあたり60~80kcalが目安です。

体重4kgの猫なら240kcal~320kcalということですね。
高たんぱくで、穀類の割合が多すぎないフードを選びましょう。

この時期のフードは、成長期のものと比べると低カロリーで作られています。運動量や体重に応じて調整しましょう。




高齢期(7歳~)

7歳以上になると運動量や基礎代謝が減る・消化機能が落ちる・歯が弱るといった症状が出てきます。

食欲があっても代謝機能が落ちてくるため、これまでと同じフードでは太りやすくなります。 運動量に応じて、シニア用の低カロリーのフードを与えるようにしましょう。

逆に食欲が落ちてくるようなら、嗜好性が高く食いつきのいいフードを使ってみるのもおすすめです。



シニア用フードにはグルコサミンやビタミンE、食物繊維が配合されたものなど、弱った機能をサポートするものが多くみられます。

また腎臓などの内蔵が弱ってきた場合、腎臓ケア用など専用のフードを使う方法もあります。




全年齢対応型もある

ここまで年齢別のフードについて見てきましたが、全年齢に対応したフードというものも存在します。

多頭飼いで、年齢ごとにフードをいちいち変えるのは大変という場合は、同じフードを与え量を調節することでカロリーコントロールするという方法も有効です。

場合に応じて使い分けましょう。





人間の食べ物は与えないで



人間が食べるお刺身や肉・魚を猫に与える人がいますが、基本的にはおすすめしません。

人間の食べ物は猫の小さな体にとって非常に塩分が高く、腎臓や心臓に大きな負担をかけてしまうためです。 たとえ猫が欲しがっても、猫の健康を考えるなら与えるべきではないでしょう。

猫に必要な栄養やバランスは、キャットフードと水だけでも十分保つことができるのです。





いろいろなキャットフードがあるけど、基本は「総合栄養食」



キャットフードには様々なタイプが存在しますが、そう難しく考える必要はありません。

基本的には総合栄養食をベースに与え、場合に応じておやつや療法食を組み合わせるのがいいでしょう。

ちなみに総合栄養食でも、年齢や原材料ごとにさまざまな種類のフードが販売されていますので、 飼い猫の年齢や体質にあったものを選んであげてください。

色々試してみて、愛猫の状態や好みに合ったものを見つけてみてくださいね。


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