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放っておいてはいけない猫の口臭 におう原因と対処法について解説



猫のそばによると、なんだか口がくさい…。

これって結構よくあることで、大したことではないように考える飼い主も少なくはありませんが、 口臭があるのは猫にとって健康的だといえる状態ではありません。

多くは口腔内や内臓疾患が原因となっているため、 単なる口臭だと放置すると病気を悪化させてしまったり、新たな病気を引き起こす恐れがあるため、早めの対策が重要です。

今回は猫の口臭が起こる原因と、その対処法について解説します。





猫の口がくさい…猫の口臭の原因は?

猫の口臭が出やすいのは圧倒的にシニア世代ですが、2~3歳頃と比較的若いうちからみられることも少なくはありません。

口臭が出る原因には、以下のようなものがあります。



口内の病気による口臭



人と同じで、猫にも小さい頃からの歯みがきが推奨されますが、実際にできているご家庭は少ないのではないでしょうか?

理由は、たいていの猫は歯みがきを激しく嫌がるからです。

猫の歯は人間の歯のように噛みあわせとなる部分が少ないため、虫歯にはなりにくいのですが、 歯の表面の歯垢や歯石をそのままにしておくと、遅かれ早かれ歯周病になる可能性が高いでしょう。

参考:猫も歯周病になる 歯みがき嫌いな猫はデンタルフードや歯みがきグッズを駆使しよう

歯みがきをきちんとしていないと、口の中に残った歯垢によって口内環境が悪くなりやすく、 口内炎も発生しやすくなってしまうんですよね。

猫に歯周病や口内炎があると、以下のような症状がみられます。心当たりはありませんか?


・エサを食べにくそうにしている
・口から生臭いにおいがする
・よだれをたらしている
・歯茎が赤く腫れている
・歯が黄ばんでいる
・歯がぐらいついたり抜けたりする

飼い猫の約8割に歯周病リスクがあるとも言われており、歳をとるほどその割合は高くなります。

口内に痛みやトラブルがあると食欲がなくなり、噛むことが減ってますますアゴや歯が弱る・歯が抜けるという悪循環にもなりかねません。

口臭の原因として一番多いのが口腔内の疾患であることからも、 猫のお口のにおいがいつもよりもきついな…と感じたら、歯や歯茎のチェックが必要です。




猫風邪による口臭



猫風邪はくしゃみや鼻水、発熱と、人間の風邪と似た症状が出る病気です。

原因となるウイルスは複数存在しており、症状もさまざま。
ウイルスによっては、口内炎や舌に炎症があらわれたり、口臭がきつくなることもあります。

猫風邪は人間の風邪とは異なり、放っておいて簡単に治るものではありません。 基本的には抗生物質による投薬治療を行わなくてはならないため、放置するのはNG。

特に免疫力が低い子猫や高齢猫は、症状が重症化してしまいやすいため、 できるだけ早いうちに治療を開始する必要があります。




腎臓や肝臓の病気による口臭



口臭のほかに、おしっこの回数が増える・水をよく飲む・トイレに行っても何も出ていないなどの症状が猫に見られたら、 内臓に何らかの異常があるかもしれません。

特に猫では、腎臓疾患に起因する口臭が多いです。

腎臓が悪いから口臭が起こるというよりは、 体内の毒素を処理している肝臓や腎臓がうまく働かないことで、ニオイのもととなる物質を処理できないことが体臭や口臭の原因になるようです。

キャットフードや歯周病が原因の口臭は生臭いにおいがしますが、病気由来の場合はアンモニア臭がするのが特徴。

といっても、飼い主自身がにおいの種類を判断するのは難しいため、 口臭とともに上記のような症状が見られたら早めに病院を受診しましょう。




加齢による口臭



猫の口臭は、年齢に伴って強くなっていきます。
人間と同じで、歳をとると消化吸収能力が落ちて抵抗力や免疫力が低下するため、これまで以上に口臭が出やすくなるのです。

加えて、猫は5歳ぐらいから犬歯がだんだんと丸くなり、7歳ぐらいから歯茎が目減りし、 10歳を越えてくると歯がすり減ってだんだんと抜け落ちていくようになります。

歯が抜けるとよだれがでたり、口臭の原因にもなるんです。

ある程度は仕方がないものですが、 あまりにひどい場合は、歯周病の悪化や内臓疾患による口臭の可能性があるため、病院で検査を行ってもらった方が良いでしょう。




キャットフードが原因の口臭



口臭は口内や内臓疾患によって起こる場合が多いですが、 実は与えているキャットフードが原因となっていることもあります。

ひとつには柔らかいウェットフードを中心に与えている場合、 歯にくっついて歯垢として残り、やがては歯石となって歯周病の原因になるというもの。

歯石が増えたり歯周病になれば、口臭が出やすくなります。

そしてもうひとつは、キャットフードに含まれる添加物が胃腸の負担となり、消化しきれないためにニオイが発生しているというものです。

添加物の多いフードは免疫力の低下にもつながり、口内で炎症を起こしやすくなる原因にもなるため、 病気ではなさそうなのに口臭がある場合は、キャットフードを変えてみるのも手です。





飼い主ができる猫の口臭対策

病気が原因で猫に口臭が発生している場合、まずは病気を治療することが大切ですが、 単純に歯垢がたまって口臭が起きている場合は、症状がひどくならないうちに飼い主自身が対策をとることです。



歯みがきなどのデンタルケアを徹底する



猫は口内トラブルが多いため、小さい頃から歯みがきやデンタルケアの習慣をつけるのが理想的。

…なのですが、歯みがきを嫌がる猫は多いです。
子猫の頃から歯みがきを習慣づけていたのならばまだしも、嫌がるからといってちゃんとやらないまま大きくなった場合、 スムーズに歯みがきをさせてくれることはまずありません。

歯ブラシでブラッシングするのが最良ですが、猫が嫌がる場合はスプレータイプの歯みがきや噛むおもちゃを併用したり、 デンタルフードを取りいれてみましょう。

ペットのデンタル系フードは嗜好性高く作られているものが多いため、嫌がる猫は少ないと思います。


グリニーズは、猫のデンタルケア用のドライフード。
ちょっとお高いのですが、ユーザーの評価がとても高いデンタルフードです。

噛むことで歯垢や歯石がたまるのを防ぐ効果が期待できます。
主原料が全て自然素材であるところが良いですね。





人間の口内環境改善系のサプリ等にも使われることが多い酵素を配合した、猫のデンタルガムです。

ガム表面のザラザラとした素材が歯垢を取りのぞくとともに、酵素の働きによる口内環境の改善が期待できます。





ハーブオイルやユッカ抽出物など口臭に働きかける成分を配合した、犬猫用の液体歯磨き。

水に少量の液体歯磨きを加えたものを飲ませるだけで、猫のデンタルケアが行えるという手軽なアイテムです。 歯みがきを嫌う猫の歯垢や歯石の蓄積予防、口臭予防にぴったり。

無味無臭、無着色で飲み水の風味を変えません。




デンタルフードやグッズは便利なものですが、それだけではデンタルケアとしては効果が不十分であるため、 そういったアイテムを使いながら、少しづつ歯ブラシにも慣れさせていくのがおすすめです。

歯ブラシによるブラッシングをマメに行っていれば、口臭だけではなく将来の歯周病予防にもなります。




キャットフードを変えてみる



これまでウェットフードを中心に与えていた場合は、ドライフードを与える割合を徐々に増やしてみましょう。

ドライフードは噛むことにより、多少ではあるものの歯みがき効果を得られるため、 ウェットフードのように食べかすが歯に残りにくくなります。

だからといって歯みがきをしなくても良いわけではありませんが、ドライフードメインの食事をさせることは口内トラブルの予防になるといえるでしょう。

ただしシニア猫で食欲が落ちている場合は無理をせず、食べやすいものを与えるようにしてください。 食べられる範囲のものを食べた上で、あとからデンタルケアを行うようにします。



あと、これまで安いキャットフードを与えていたのなら、 添加物や穀物の使用量が少ない高品質キャットフードに変えてみるのも手です。

添加物や穀物がふんだんに使われた安いキャットフードは、猫の胃腸の負担になりやすく、 きちんと消化しきれないために口臭の原因となったり、口内環境が悪化して口内炎を起こす原因にもなりえます。

猫の健康にも決して良いものではないため、コストをかけられるのなら原材料や添加物の有無にこだわりのあるフードに変えてみましょう。

キャットフードを品質の良いものに変えただけで、口臭が改善することもあります。




口内炎や歯周病など病気が疑われる場合は病院へ



猫に口臭があるだけではなく、歯茎が赤くはれていたり口をこするようなしぐさを頻繁にしたり、 食欲はありそうなのに食事をとろうとしない場合は、口内炎があったり歯周病が悪化している可能性があります。

歯周病を放っておくと歯茎から出血したり、歯周ポケットが広がることで歯が抜け落ちてしまうことも。

また歯周病菌が血管内に入りこむことにより、内臓に悪い影響を及ぼすこともあるため、 たかが口の中のことだと放置せず、病院で治療を行いましょう。

口内炎や歯周病が改善されれば、口臭も改善されるはずです。



ただし、治療の仕方によっては麻酔を用いることもあるため、 猫の年齢や病気の有無によっては治療したくてもできない場合があります。

猫の口の中がおかしいなと思ったら放っておかず、できるだけ早いうちに病院で診てもらってください。


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