マカダミアナッツオイル配合!ボディ&ハンドクリームの作り方 ラベンダーの精油入り♪いつも使っている、パックスナチュロン(太陽油脂)のボディクリームがなくなりそうだったので、うちにあったマカダミアナッツオイルと蜜蝋でクリームを作りました。
クリームを作る場合は、乳化ワックスを利用した方が使用感が良くなるのですが、あいにく買い置きの在庫がなく…。 仕方がないので代わりに蜜蝋を使用しました。 クリーム作りに必要な材料と器具今回のクリームの材料はとてもシンプルです。 上記の他、クリームを作る際に利用する耐熱容器やスプーン、完成したクリームを入れる容器も必要です。 器やスプーンは、予めエタノールで消毒しておいてください。 オイルは、前にマンデイムーンで購入したマカダミアナッツオイルを使用。 このまま肌に直接使っても良いのですが、液状だと伸びが悪いのと、最初のうちだけべたべたして使いにくいんですよね。なので、クリームにします。 もちろん、使用するオイルはマカダミアナッツオイルでなくてもOK。 使うオイルの種類によって、出来上がったクリームの使用感が異なってくるので、いろいろ試してみるのもよいと思います。 冒頭でも述べたとおり、今回乳化ワックスがなかったため、オイルの凝固には蜜蝋(みつろう)を使用します。 蜜蝋とは、ミツバチの巣を構成する蝋(ろう)を精製したもの。 ろうそくにも使われている成分です。 ラベンダーの精油は必ずしも必要なものではありませんが、香りづけしたかったので加えました。 ただし精油には肌に塗ってはいけないもの(光毒性のあるものなど)や、妊婦さんや子供に使ってはいけない精油もあるため、肌に触れる化粧品に入れる場合は、大丈夫かどうか事前に調べるようにしましょう。 クリームを入れる容器。 今回は、太陽油脂のクリームが入っていた空き瓶を使いました。 しつこいですが、クリーム作りに使用する容器や瓶は、消毒用のエタノールで事前に消毒しておいてください。 蜜蝋ベースのクリームの作り方というわけで作っていきます。 クリームの空き瓶の容量が35gなので、オイルは30g使用。 適当です。 オイル30gに対し、蜜蝋を15粒使用します。 なお、蜜蝋は写真のような小粒のものだけではなく、様々な形状のものが販売されているため、15粒といっても重量は異なります。 かなり大雑把なのですが、私はオイル10gに対して蜜蝋2gを使用。 蜜蝋の使用量が多ければクリームは硬く、少なければ柔らかくなるというだけなので、大体の分量でOKです。 オイルを入れた耐熱容器に蜜蝋を入れ、電子レンジか湯煎で蜜蝋を溶かします。 手軽なのは電子レンジですが、高温になるために焦げやすいことと、オイルって温度が上がりすぎるのは良くないのではないかな…?と思うので、私は湯煎で加熱することが多いです。 そのあたりは好みで。 少しずつ蜜蝋が溶けてきました。 完全に蜜蝋が溶けたら、精油を加えて混ぜます。 分量は好みにもよりますが、30gのオイルに対し加えた精油は7~8滴くらい。※1滴は約0.05ml。 そのくらい入れれば、かなりしっかりとした香りがします。 混ぜたあとのオイル。 冷めて固まらないうちに容器に移し替えます。 容器にいれた直後。 まだオイルは透明がかっています。 この容器には、オイル30gでちょうど良かったようです。 冷めて固まったら、やや濁りのある色のクリームになりました。 横に向けても流れ落ちないくらいの硬さです。 完成したマカダミアナッツオイルクリーム 使用感は?完成したマカダミアナッツオイルクリームを、さっそく使ってみました。 見てのとおり、ジェルとオイルの中間のようなテクスチャーで、塗るとラベンダーの香りがふわっと広がります。 つけすぎるとべたつきますが、少量でもかなり広範囲に伸びてくれるので、塗りすぎてべたべたになることはありません。 体用に作りましたが、唇や顔などにも十分使える内容のクリームだと思います。 なお、蜜蝋を使ったクリームは、乳化ワックスベースのクリームのようにふわふわではないため、使用感には好みがあるかもしれません。 ふわふわにしたい場合は、乳化ワックスを利用すると良いでしょう。 乳化ワックスベースのクリームの作り方(加熱あり) インスタント乳化ワックスを使用したクリームの作り方(加熱なし) 蜜蝋は、どちらかというとこっくりした使用感のクリームになりがちなんですが、 乳化ワックスなら、水分を加えた緩い質感のクリームも作れるため、オイルのベタベタ感が苦手だという方にはそちらの方が向いていると思います。 とても簡単に作れますので、興味をお持ちの方はぜひ試してみてください。 材料を一つずつそろえたり、分量を量るのが面倒な場合は、マンデイムーンさんが販売している化粧品作り用のキットを利用するのもありだと思います。 関連する記事 |