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フィフロークリームを自作!材料と作り方とその使用感について

マンデイムーンで購入したキットを使い、フィフロー入りのクリームを作ってみました。

フィフローとは空気の膨張する力で、しわやくぼみにアプローチする成分。

肌に塗ってから約90秒ほどで効果が現れ、7時間程度維持する事ができるという画期的なもので、多数存在する化粧品成分の中でも特に人気があると言われています。

実際、使ってみるとおぉっと思う使い心地で、慌ててキットを買い足したほど。
今回はそのキットを使い、実際にクリームを作る様子を載せてみました。


ちなみにフィフロー入りの化粧品は市販で買うと結構高く、かといって自分で化粧品を作るのも難しく・・ フィフローは非常に揮発性の高い成分であるため、単純に化粧水などに混ぜて使うといった事が出来ないのです。

ですがマンデイムーンのキットを使ってレシピどおりに作れば、結構簡単に作る事ができます。
値段も1500~2000円と安く、半信半疑の方のお試しにもおすすめです。

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フィフロー入り! マンデイムーンのラピッドバルーンクリームキットの中身

以下、マンデイムーンで購入したキットの内容。
ラピッドバルーン・クリームというキットです。

しっとりタイプとさっぱりタイプがありました。
今回は夏という事でさっぱりタイプを購入しました。

本当にさっぱりしているのでベタベタが苦手な方でも大丈夫だと思います。




キットの内容です。
材料は全て揃っています。

もちろん1つ1つの材料をバラバラに購入することもできますが、キットの方が分量をはからなくても済むため、圧倒的に楽です。

ちなみに今回は、はじめてなので専用の容器付きのものを選びましたが、2回目からは容器なしでOK。容器なしだと400~500円ほど安くなります。

他、精製水無水エタノール混ぜるための器や泡だて器クリームを容器につめるための食品保存袋スプーン等が必要です。

精製水は100円前後、無水エタノールは大体1500円~2000円程度で薬局で売っていると思います。

無水エタノールがやや高く思えるかもしれませんが、化粧品作りやアロマスプレー、香水作りなど幅広く使えること、また長持ちするため、家に1つ常備しておくと何かと重宝します。


キットが売られなくなった場合のために、一応材料や分量も書いておきます。

【材料】
出来上がり量:約20g弱

・精製水 : 20ml(=20g)
ブレンドオイル : 3ml
インスタント乳化ワックス : 1g
フィフロー原液 : 1g
抗菌エキスACE : 5滴(防腐効果。無くてもOK)

・無水エタノール適量(容器や器具をすべて消毒)
・ビーカー1つ(耐熱性でなくてOK)
エアーレスディスペンサー(クリームを入れる容器)
・小さい泡だて器
・クリームを容器に詰めるための袋(生クリーム絞り用の袋などが便利)




これは乳化ワックス。
クリーム状にするためのものです。




ブレンドオイル。
キットのオイルには、アルガンオイルとビタミンA誘導体、脂溶性ビタミンC誘導体がブレンドされていました。

上記以外のオイルを使っても構いません。
ただし、配合量は守ってください。




そして肝心の成分、フィフロー(オイルの向こうにある容器)。
1gと非常に少量です。




そして専用の容器。
フィフローは非常に揮発性の高い成分なので、普通のクリームのようにジャーなどに入れていると、成分が揮発して目的の効果が得られなくなってしまいます。

それを防ぐための容器です。
(といっても、完全に空気と触れないようにするのは難しいです)




レシピの内容はこんな感じ。
キットではなく、自分で材料を揃えて作る事も出来ますが面倒くさそう・・

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ラピッドバルーンクリームキットの作りかた 手順を掲載

というわけで作っていきます。

今回、クリーム作りに使用したもの。
容器などは既にエタノールで消毒済みです。

クリームをつめる容器なども全て消毒してください。

小さい泡だて器はあった方が良いですが、私は過去にクリームを作る際、フォーク等で代用したことがありますので、そこは臨機応変に・・




まず、精製水をビーカーに20ml入れます。
(22g入ってしまいましたが気にしない・・)




次に、インスタント乳化ワックスを加えます。




泡だて器で混ぜるともろもろになりますが、ある程度混ざるまでは混ぜ続けます。




そしてブレンドオイルを加えます。




もろもろが完全に消えてなくなるまで混ぜます。




そして最後にフィフローを加えます。




完全に混ざればできあがりです。
加熱作業なども無く、混ぜていくだけで出来るので思っていたよりも簡単です。


出来上がったら時間をおかずに容器に移します。
消毒したスプーンで食品保存袋などにクリームをつめ、角を切って容器につめていきます。

私は家にホイップクリーム用の袋があったので、それを使いました。




つめたところ。
こうやって見ると結構量は少ないです。(約20g)




はさみで角を落とし・・
(はさみも消毒した方が良い)




容器につめていきます。
出来るだけ空気が入らないよう、容器をトントンとたたいてクリームをならしながらつめていきます。

キットについていた解説によると、クリームはロスが出る分も考えて少し多めに出来上がるようになっている為、容器につめても少し余ります。




少し空気が入ってしまいましたが、気にしない・・・




完成です。

所要時間20分とありましたが、写真を撮りながら作り、さらに片付けの時間をいれてもそんなにかかりませんでした。




余ったクリーム。
何度もかいていますが、フィフローは空気に触れる所においておくと揮発してしまいます。

わかっていながらも入れる容器がなかったので、以前マンデイムーンで購入したジャーに余ったクリームをいれて暫く置いておいたら、クリームに泡が沢山たってしまっていました。

ので、余ったものはすぐに使ってしまうか、フィフローの効果を期待しない単なるクリームとして利用するのがおすすめです。

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なお、以下の抗菌エキスを加えると、作ったクリームの常温保存が可能になります。

植物性の抗菌エキスACE。
フィフローを混ぜるタイミングで、抗菌エキスACEを5滴程加えてください。

抗菌エキスACEを加えると、常温でも1ヶ月程度持つらしいです。
ただ私は、もともと化粧品を冷蔵庫に保存する癖があるので、抗菌エキスを入れていても冷蔵庫保存しています。

ですが、うっかり冷蔵庫に入れ忘れても安心ですし、2週間でクリームを使い切ってしまわなくて良いというところが超便利です。

この抗菌エキスACEは化粧水などにも加える事が出来ますので、 手作り化粧品の保存が不安な方は、試してみると良いのではと思います。

人によっては成分がお肌にあわない可能性もあるため、使用前にパッチテストを行ったほうが良いかもしれません。


作ったフィフロークリームの使い心地は?

今回私が作ったのは、マンデイムーンで販売されているラピッドバルーンクリームのさっぱりタイプ。(しっとりタイプもあります)

使うオイルの種類がさっぱり目になっており、夏にはちょうど良いと思います。

クリームは乳液よりも硬いくらいの感触で、肌に塗ったときにはこってりしていますが、 吸収が早いのか伸ばして暫くたつとサラサラになります。

クリームのべたつきが苦手な方でも大丈夫だと思います。 私もベタベタすると肌がかゆくなるので、使用感がオイリーなのは苦手です。

ただ、夏などはクリームはこれだけでよいかもしれませんが、冬の乾燥する時期だとさっぱりしていて物足りないかもしれません。 (マンデイムーンにはしっとりタイプのクリームキットもあるので、そちらを使えば良いかも)


フィフローならではの効果(空気を膨張させる力)はどうなのかというと、確かにいわれているようなふっくら感はあるのかも?

といっても私は笑いジワなどはできるものの、今のところくっきりとしたしわなどはなく、そういったしわなどへの影響は分かりません。

が、数年前に比べると確実にハリがなくなって肌が薄くなってきている感はあります。 気をつけないと将来小じわになるかも…と思う所に塗るようにすれば、しわ等の予防は期待できるかもしれません。


このフィフローの空気を膨張させる作用は、大体7時間程度持続するそうです。

なので先にも述べたように、外出時間が長い方はクリームを作る際に「植物性抗菌エキスACE」を加え、 持ち歩いて使えるようにしておくとよいでしょう。


気になる点

注意というか、ちょっと使い難いなと思った点について。
クリームは塗ってしばらくはべたつき感がありますが、時間だたつと肌表面はサラサラになります。

使用感はとても快適なのですが、 クリームを塗った後にクリーム状のファンデを塗ろうとしたところ、モロモロとしたカスが・・

どうも肌表面にクリームの薄い膜ができているようで、 クリームファンデーションを塗ることによる摩擦でモロモロが出てきたみたいです。

私が使っているクリーム状のファンデって、ミネラルファンデとオイルを即席で混ぜ合わせただけのものなのですが、 リキッド状だとどうしても粉状のファンデよりも肌へ塗るときの摩擦が増えるため、そうなるのだと思います。

パウダーファンデーションだとそういうことは起きませんでした。
なのでフィフロークリームを使用した時には、パウダーファンデーションを使うようにしています。



フィフロークリーム(ラピッドバルーンクリーム)のまとめ

最後にまとめてみます。

・簡単・安く作れる ・使い心地はさっぱり、べたべたしなくて快適
・効果はしばらく続く
・塗って乾いたあとにこすると、モロモロが出やすい

という感じです。
お値段も安いですし、簡単に作れて使用感も申し分ないと思います。

フィフロークリームは、レシピどおりにやればキットを使わなくても作れます。 ですが複数の材料をそろえるのが結構面倒なので、マンデイムーンのキットを使うのがおすすめです。

今回のキット、いつまで売られているのかがわからないので、即まとめ買いしてしまいました。

こするとモロモロが出やすいのはちょっとうっとうしいのですが、塗り方を工夫すれば我慢できる程度なので、仕方がないかなと。

マンデイムーンのラピッドバルーンクリーム、フィフロークリームを使ってみたいけれど、ちょっと高くて手が出ない…なんて方におすすめです!


補足として、キットは容器付きと容器なしが売られています。(記事作成時点)

フィフローは揮発性が高いため、空気に触れると揮発してクリームの効果がなくなってしまいます。 なので、中身が空気に触れない専用の容器を使う必要があります。

キットについている容器は、中身が少なくなると容器の内底が浮いてクリームが空気に触れないようにしてくれること、 また手を触れずにクリームを出せるため、容器付きを選んだほうがクリームが長持ちしやすいです。

あとしつこいですが、抗菌エキスを入れない場合は必ず冷蔵庫で保存し、2週間程度で使い切ってください。 私は抗菌エキスを入れていても、できる限り冷蔵庫に入れるようにしています。


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