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αアルブチン入り!柔らかクリームの作り方 シミくすみ対策用に

シミやくすみにアプローチするといわれる、「αアルブチン」を配合した保湿クリームを作りました。

αアルブチンをはじめとする、美白系の化粧品って結構高価なものが多いので、買って使い続けるにはコストがかかります。

でも、スキンケアにホワイトニングは取りいれたい…。

シミってできてしまったら薄くするのに大変な時間と手間がかかります。なので、日ごろからの予防が大切なんですよね。

しかし高い化粧品を買い続けるのも気が進まないので、私はいつも化粧品材料の専門店でαアルブチンの粉末を購入し、化粧水に加えて使用しています。


αアルブチンの粉末自体は特に安くはなく、例えば粉末を10g買う場合だと、そこそこのお値段の化粧品を買うのと同じくらいのコストがかかりますが、少量でたくさんの化粧品に配合できるため、ものすごくコスパが良いのですよね。

3000円程度で、化粧品にして半年以上使い続けられるくらいの粉末が買えます。

αアルブチンの粉末は水に溶けやすいため、化粧水に加えるのが一番楽な使いかたですが、 今回は趣向を変え、αアルブチン入りの保湿クリームを作ってみました。

オイル少なめでさっぱりとしたクリームですが、植物性のグリセリンを加えているので使い心地はしっとり。顔だけでなく、首やデコルテに使うのも良いと思います。

以下、材料と作り方について解説していきます。

αアルブチンとは

一応、αアルブチンについて簡単に説明しておきます。

αアルブチンは、美白成分であるハイドロキノンにブドウ糖を転移させて作られた物質で、ハイドロキノンと同じように美白効果があるといわれています。

ハイドロキノンは、美容皮膚科などでシミ治療に用いられることの多い成分ですが、性質がやや不安定であるため、副作用が出やすいのですよね。

ここぞという時に使うにはよい成分かもしれませんが、日常的に利用するものではありません。


一方でαアルブチンは、ハイドロキノンの仲間ではありますが、ブドウ糖とα結合させることによって安定させてあります。

化粧品に混ぜても不安定になりづらく、日常使いするのに適しているんです。

美白の即効性はなく、ゆっくりと時間をかけて効果を発揮していくものであるため、 これからできるかもしれないシミの予防にはうってつけの成分だというわけです。

市販の美白化粧品にも、よく配合されているのを見かけます。


αアルブチンクリーム作りに必要な材料と入手先

αアルブチンクリーム作りに必要な材料は、以下のとおり。

【材料】
出来上がり量:約80g弱

・精製水 : 60ml(=60g)
マカダミアナッツオイル : 10g
植物性グリセリン : 10g
インスタント(非加熱)乳化ワックス : 4g
αアルブチン粉末 : 1g
抗菌エキスACE 15滴位(防腐効果。無くてもOK)

・ビーカー1つ(耐熱性でなくてOK)
・小さい泡だて器
・クリームを入れる容器

※器具類はエタノールで消毒しておく。エタノールはドラッグストアに売っています。

約80gのクリームが出来上がるレシピです。
材料は精製水以外、化粧品材料専門のマンデイムーンで購入しました。

精製水はドラッグストアで、100~150円くらいで購入可能。
オイルは、マカダミアナッツオイル以外のオイルでもOK。

抗菌エキスACEは無くてもOKですが、加えない場合は、作ったクリームは冷蔵庫保存で2週間以内に使い切るようにしてください。 加えた場合は常温で1ヶ月は持つそうですが、念のため私は冷蔵庫に入れるようにしています。



クリーム作りにはいくつかの材料を使ったやり方があるのですが、 今回は、粉末状の「インスタント乳化ワックス」というものを利用して材料に粘性を付けているため、加熱の必要がありません。

※現在は粉末ではなく、液状の「乳化ワックス」が販売されているようです。もちろん加熱の必要はありませんし、粉末よりも キレイに混ざるので使いやすいです。

混ぜるだけで出来上がるため、クリーム手作りの初心者にもおすすめです。

ただし、インスタント乳化ワックスを使ってクリームを作る場合、オイルを入れすぎるとクリームが分離してしまいます。

クリームってそれほど厳密に分量をはからなくても作れるのですが、 インスタント乳化ワックスを使う場合は、オイルの量は全体量の10%までに留めてください。

まあ、私が実際に試してみた限りでは、できあがり量の12~15%位まではオイルを加えても分離しませんでしたが、 他の材料との兼ね合いもあるかもしれませんので、10%以内に抑えた方が無難です。

ちなみに今回のレシピでは、80gの出来上がり量に対し、10g(大体12%弱)とやや多めにオイルを使用しています。

あとアルブチン粉末は水溶性であるため、オイルには溶けません。
なので、インスタント乳化ワックスを加える前に、精製水に加えて溶かすようにします。

注意すること
・オイルは全体量の10~12%くらいまで
・水溶性のアルブチン粉末は、先に精製水に入れて溶かす


αアルブチンクリームの作り方について解説

まず、材料や器具の確認をします。

精製水。
薬局で100円前後で売っています。コンタクト用品売り場に置かれている事が多いです。




マカダミアナッツオイル。

家にあったものです。
色々なものに使ったので、残り少なくなってきました。




植物性グリセリン。
化粧水に加える事の多い保湿成分です。




αアルブチンの粉末。
写真は10g入りのパッケージです。

もっと少量から販売されていますので、最初は少量から試した方が良いかもしれません。 肌に合わない場合もあるかもしれないので。




インスタント乳化ワックス。

通常、ワックスを使ってクリームを作る場合は材料を加熱してワックスを溶かす必要がありますが、このワックスは加熱の必要がありません。

熱に弱い材料をクリームに加える場合に便利です。




植物性の抗菌エキスACE。
手作り化粧品に防腐効果を持たせたい場合に加えます。

化粧水に加えると、常温で1ヶ月程度保存できるようになるそうです。

私はこのエキスを加えた場合でも、作った化粧品は一応冷蔵庫で保管していますが、通常よりも長く持つという点で安心感があります。




というわけで作っていきます。
以下の順に材料を混ぜていくだけなので簡単です。

材料を加える順番(上から順に)
・精製水
・グリセリン
・αアルブチン粉末
・インスタント乳化ワックス
・マカダミアナッツオイル
・抗菌エキスACE

ビーカーに精製水を60g入れます。



そして次は植物性グリセリン。

植物性グリセリンは10g加えます。
少し多く入ってしまいましたが、気にしません。



そしてαアルブチン粉末。

αアルブチンは1g程度加えます。
少し少なめに入れても良いくらいです。




ここで一旦、泡だて器を使って混ぜます。




完全に粉が溶けるまで混ぜてください。
といっても、アルブチンの粉末は水溶性なのですぐに溶けます。

なお、上記の水は材料の分量を調整すれば、化粧水としても使えます。





次にインスタント乳化ワックスを加えます。

大体4g程度加えます。
量を減らすと柔らかいクリームに、増やすと硬めのクリームに仕上がります。好みで調整してください。

加えたら、ダマがなくなるまで泡だて器でしっかりかき混ぜます。




ぷるぷるとしたクリーム状になりました。
ここに、マカダミアナッツオイルを加えます。




大体10g程度。
写真は11g入ってしまいました。あまりオイルを入れすぎると分離してしまうので、注意してください。

オイルを加えたら、完全に混ざるまでしっかりと混ぜます。




つやつやのクリームになりました。





最後に抗菌エキスACEを加えます。これは無くてもOKです。

大体15滴程度加えて(暑い季節だともう少し多くても良いくらい)泡だて器で混ぜ、完全に混ざったら完成です。




滑らかで柔らかいクリームが出来上がりました。



インスタント乳化ワックスを使ってクリームを作ると、どうしてもオイルが少なめになってしまうため、潤いが足りないと感じる方もいると思います。

ですが今回はグリセリンを加えているため、オイルが少なめでも使用感はしっとり。化粧水とオイルを一つにしたような感じでしょうか。

オイルのべたつきが苦手だけど、潤いはしっかり欲しいという方にも良いと思います。

オイルをたっぷり配合したリッチなクリームを作りたい場合は、加熱タイプの乳化ワックスを利用すると良いでしょう。

αアルブチン入り保湿クリーム、興味をお持ちの方は使ってみてください。


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