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はとバスに乗って無人島「猿島」探検ツアーに行ってきました

なかなか更新できずに時間が経過してしまって今さらな感がありますが、 2018年9月の半ば頃に参加した「はとバス」ツアーの様子について記録しておきたいと思います。



どちらかというとやや遠方へのツアーが好きな私ですが、今回は比較的東京から近い、横須賀沖にある無人島「猿島」を探検できるツアーを選択。

猿島探検のほか、横須賀港の軍港めぐりクルーズツアーや「三笠」の見学など、横須賀付近を満喫できるスケジュールのツアーです。

1日中小雨が降ったりやんだりしていたのが残念ですが、普段の外出とはちょっと違う非日常な旅を楽しめました。

というわけで以下、ツアーへの参加記録です。
かなり削ったつもりですが、写真が多めになってしまいました。





はとバスに乗って出発

はとバスツアーとはいっても、行き先によっては提携会社のバスに乗ることも少なくはないのですよね。

なので今回もそうではないかと話していたのですが、近場への観光だからか、はとバスに乗ることができました。なんとなく、はとバスだと特別感があります。




バスに乗ってすぐ、軽めの朝食です。
そこそこ早い時間に出てきたために家で食べる時間がなく、コンビニで朝ごはんを買いました。





私が一人で食べたわけではなく、連れと私の2人分です。
私はハムのサンドイッチと、ライザップのチョコチップスコーンを半分食べました。

お昼がそう遅くない時間にあると思われるため、控えめです。





はとバス、今年(2018年)で70周年記念なのだとか。
記念のうちわをいただきました。





はとバスのシール。
ツアー参加の目印として、衣服やバッグなどに張り付けるためのものです。





艦船を間近で鑑賞できる「YOKOSUKA軍港めぐりクルーズ」

まずは「YOKOSUKA軍港めぐりクルーズ」へ。
その名称とおりアメリカ海軍をはじめ、海上自衛隊の艦船をすぐそばから見ることができる45分間のクルーズです。



どちらかというと私は軍艦などには興味がないため、単純にクルーズだけを楽しみにしていましたが、連れが結構好きなのですよね。

もともと軍艦とか電車、車のようなジャンルにはそこそこ詳しいようなのですが、もう長いことWoW(World of Warships/オンラインゲーム)をやっており、その影響もあると思われます。






せっかくのクルーズなのに雨。
といっても小雨なので視界が悪くなるほどではなく、そこだけが救いです。





船の中。
思ったよりも広く、一度に結構な人数を乗船させることができるようです。

実際のクルーズでは、ガイドのお兄さんが非常に詳しく楽しく解説してくれるため、それほど軍艦に詳しくなくても楽しめます。





というわけで出発。

私は軍艦には全く詳しくはありませんが、無知というわけでもなく、 連れのゲームの関係で、いつのまにか軍艦の名前だけはそれなりに頭に入っていたみたいなんですよね。

クルーズに参加して初めて気づきました。



運よく潜水艦が停泊していました。
潜水艦、南極観測船、航空機母艦などなど、その日によって見られるものが異なっており、運が良いと珍しい艦船をみることもできます。









この日は天気は思わしくなかったものの、停泊している艦船の数はそこそこ多かったのだとか。

クルーズもよかったですが、ガイドの方のキレのある話術(ところどころでグッズの宣伝などもしつつ)のおかげで数倍は楽しめたと思います。

好きな人は、何度でも訪れるんでしょうね。






港のすぐそばにある汐入ターミナルでは、さまざまなグッズが販売されています。



空母チョコクランチ。
クルーズでも、ガイドの方が紹介していたお土産です。

空母は紙でできているのだとか。
紙ではあっても、なかなか良くできています。

チョコクランチというのが、無理やりっぽい感じですが…





こちら、大人気の「海上自衛隊カレーシリーズ」。
海上自衛隊で実際に食べられているカレーを、そのまま忠実に再現したものなのだとか。

艦によって味が異なるのだそうで、「ひゅうが」「きりしま」「しらせ」「ちびしま」「潜水艦部隊」の5種が提供されており、1つずつ、あるいはセットでも購入できるようでした。

連れは、きりしまカレーとピンバッチを購入。





漁師直営店の「なぶら」で大漁てっぱつ舟盛定食のごはん

クルーズのあとは、横須賀港から比較的近くにある「なぶら」という漁師直営店で昼食です。



続々入店。
小雨ですがまだ雨が降っており、移動がいちいち大変です。





大漁てっぱつ舟盛という定食を食べました。
刺身の舟盛、茶わん蒸し、お新香と小鉢、ご飯、汁物という内容です。

本日厳選の魚をたくさん盛り合わせた定食で、日によって内容が異なるよう。ちなみに「てっぱつ」とは佐島弁で「すごく」という意味を持つのだとか。

と説明しつつ、佐島弁自体がなんなのかわかっていない知識レベルだったりしますw




料理は、お刺身の舟盛以外にもいたるところに海の幸が使われており、かなりボリュームがありました。








汁物には「あら」がたっぷり使われており、すごくおいしかったです。





無人島「猿島」に上陸

食事をして少し休憩したあと、今度は「猿島」へ向かいます。

猿島は長いこと一般人の立ち入りが禁止されていた場所で、ツアーで行けるようになったのはここ数年のことなのだとか。

だからなのかとても人気が高く、年々入島者が増えているらしいです。




本島から離れた場所にあるため、三笠桟橋から船で向かいます。







到着。
結構人が多いです。

といっても、この日はまだ少ないほうなのだとか。





猿島の地図。
小さな島とはいっても、徒歩で端から端まで歩けばそれなりに距離があります。

猿島は、幕末~太平洋戦争の時まで東京、横須賀を守るための要塞として利用されてきた島です。

当時一般人の入島は禁止されていましたが、そのおかげで猿島ならではの自然や歴史遺産が破壊されずに残り、現在は国史跡にも指定されているのだとか。



というわけで早速、ガイドの方に案内してもらいながら、猿島をまわっていきます。

ちなみにガイドは通常はつきません。
有料のガイドツアーが提供されており、あらかじめ申し込んでおくことでガイドによる案内付きで島をまわることができます。

ガイドの方がいないと立ち入れない場所もあるため、観光目的で猿島に行くならガイドは必須です。 (参考:猿島公園専門ガイド協会公式ホームページ



露店掘り幹道と呼ばれる道沿いの所々に、要塞があります。
普通は入ることのできない場所なのだとか。

ここは兵舎として使われていましたが、弾薬庫や倉庫として利用されていた要塞もあるのだそうです。






中は真っ暗で、懐中電灯がなくては何も見えません。
暗いところが苦手な方には無理そうな感じの暗さです。






切通しとでもいうんでしょうか、左右にレンガを積み上げて作った壁がそびえており、神秘的というか異世界のようです。





上の方に窓がみえます。





うろ覚えですが、こちらは弾薬庫だったと思います。





弾薬庫の内側から。
写真は明度をかなり上げているので明るく見えていますが、実際は真っ暗です。



奥の方にさらに部屋があります。



真っ暗で虫がいそうで、私は怖くては入れませんでした。(蜘蛛の巣が所々にあったので…)






こちらはトイレ。 むき出しになっていますが、実際には小屋のようなもので覆われていたのだとか。






レンガ作りのトンネルは、別名で「愛のトンネル」とも呼ばれるのだとか。

ガイドさんいわく、このトンネルが「愛のトンネル」と呼ばれる理由は、誰かと手をつなぎたくなるくらいトンネル内が真っ暗だからなのだそうです。

写真のトンネルはライトをともしてあるため視界が悪くはありませんが、 内部を傾斜させることによって出口が見えないように作られているため、ライトがないと本当に真っ暗闇になってしまうと思います。






トンネルを抜けてすぐのところに見えるこの場所、空中で木々が絡みあう風景がまるで「天空のラピュタ」のワンシーンのように幻想的であることから、ちょっとした写真スポットになっているのだとか。

大きなカメラを提げた人たちがやってきては、さまざまなアングルからバシバシ写真を撮っていくのだそうです。





壁のレンガをよく見ると、何かの印が刻まれているのが見えます。
古いものなのに、はっきりと残っているところがすごいですね。





ここは砲台跡。
あちこちにありました。






普段は日蓮洞窟までは見学できるそうですが、この日は雨が降っていて足場が悪かったので、近くにも行けませんでした。

洞窟は面白そうなので、ちょっと残念。





長い階段をずーっと上がり、猿島の頂上部へ。





頂上には、猿島の展望台があります。
仮面ライダーのショッカー結成式の舞台として有名な場所だそうですが、仮面ライダー自体に詳しくないためよくわかりません。

建物の老朽化が進んでいるため、内部へは入れないのだとか。

せめてもうちょっと近寄って撮ろうかなと思ったのですが、蜘蛛の巣がたくさん張っていたので怖くて近寄れませんでした。




このあとは来た道を降りていき、猿島の入り口の方へ戻ります。

ちなみに今回案内してくださったガイドさん、定年してからガイドをはじめたそうですが、ガイドを選んだのは、猿島の歴史などが好きだからという理由が一番にあるとおっしゃっていました。

ガイドとしてツアーにつきそうたびに歩いたり登ったりを繰り返すため、とても良い運動になっているそうです。

確かに、上ったり下ったりで良い運動になったというか、雨で足場が悪かったのでちょっと疲れました。





記念艦「三笠」の見学

猿島から三笠桟橋まで戻ったあと、すぐそばにある記念艦「三笠」の見学へ。




私はこの時点でやや疲れ気味だったのですが、戦艦の内部を見られるということで連れがやたら張り切っていました。

ただ内部はとても広く、スケジュール的にすべてをゆっくり見て回るのは難しそうだったので、主要な場所を見てまわることに。




「VR日本海海戦」というVRを用いたコンテンツが提供されていました。





簡易的なスマホVRではなく、HTCのヘッドマウントディスプレイを用いた本格的なVRです。

海戦の様子をVRとして視聴できるだけで、なんらかの操作を行えるわけではありませんが、それなりによくできたものでした。





「日本海海戦」操艦シュミレーターと呼ばれるコーナーもあり面白そうでしたが、列ができていて時間がかかりそうだったので、今回はパスです。




艦内を見てまわります。
全体的に内装は豪勢でしたが、お風呂やお手洗いなどが苦手な感じです…。












お土産も売られています。
連れが買おうか迷っていました。(結局買わなかった)





三笠砲弾豆。
「美味しさ戦艦級」とか、「疾風怒濤の売れ行き」とか、所々に書かれたキャッチが微妙に面白いですね。





記念艦のすぐ近くには、専門の売店があります。
こちらは誰でも入れるようです。





少しだけ売店の中を見たあと、バスを停めていた場所のすぐそばにあった「よこすかポートマーケット」でジェラートを買ってバスに戻りました。




私はミルク、連れのはなんだったか忘れました。
ベリーっぽいものが混ぜこまれているように見えますが、思い出せません。

味はどちらも美味しかった記憶があります。(味見させてもらった)



というわけでバスに乗って東京駅まで戻ります。
近場の観光だと往復に時間がかからないため、楽ですね。





はとバスの帰り、東京駅八重洲の「ニュートーキョー」で晩ごはん



そんなこんなで東京駅へ到着。
ライトアップされた駅舎がきれいです。




ついでに晩ごはんを食べて帰ろうということで八重洲の方へ。

東京駅ってたくさんお店があるんですが、ちょっとおしゃれなお店だったり居酒屋風のお店が多く、 普通っぽいお店が少ないんですよね。しかもどこも混んでいます。

街の素朴な定食屋さんみたいなところが良かったのですが、なさそうだったので、 いろいろなメニューがありそうな「ニュートーキョー」というお店へ入りました。



看板にはビアホールとありますが、メニューを見る限りでは食事系のメニューも充実しているようでした。




そんなわけで展開が早いですが、私が注文したのは…



オムライス&海老フライセット。
いかにも洋食という感じのセットです。

エビフライが肉厚でおいしかったのと、オムライスのデミグラスソースも私好みの味でした。




一方で連れの方は



ニュートーキョーオリジナルカレー&シーフードグラタンセットというメニューを注文。

写真ではわかりづらいのですが、結構な量です。
グラタンがおいしそうで、私もこちらにすればよかったかなとちょっと思いました。



ちなみに、お店の名物料理はこちらだそうです。



「ニュートーキョー名物 カミカツ」というメニュー。
カミカツという名前通り紙のようにペラペラのカツで、テレビでも取り上げられたことがあるのだとか。

ひょっとすると「カミカツ」には何か別の意味があるのかもしれませんが、紙のように薄いからカミカツなのかなあと勝手に思い込んでいます。

食べたいとまでは思いませんが、見る限りではカリカリとしていて美味しそうですね。





食事をしたあとは帰宅。
以下は連れが買った自分用のお土産です。




ピンバッチはゲームのグッズみたいに見える…
カレーの方は、それなりに具だくさんでお肉も入っていて美味しかったそうです。(少しもらいましたが、辛さはそこそこという感じ)



今まで横須賀の方は、旅行先の選択肢としては考えていませんでしたが、また個人旅行などでゆっくり周ってみたいですね。


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