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蚊に刺されやすい体質なんてある? 刺されないための対策は?

同じ場所で過ごしているはずなのに、なぜか自分ばかりが蚊に刺されてしまう…そんな経験ありませんか?



私はどちらかというと、蚊にさされやすい方です。

今住んでいるマンションは上階ということもあり、自然に蚊が入ってくることはほとんどないのですが(人についてくるくらい)、 蚊が多い場所に行くと高確率で刺されてしまうのですよね。

しかし、一緒にいる連れはそうでもなく。
ひょっとすると、蚊に刺されやすい体質というものがあるのかもしれません。

今回は、蚊に刺されやすい人の特徴と、刺されないための対策について解説したいと思います。





蚊はなぜ人の血を吸うのか

そもそも蚊はなぜ、人の血を吸うのでしょうか?

蚊のえさが動物の血だから…なんて思いこんでいる人もいますが、蚊は通常は花の蜜のような甘いものをえさにして生きているため、 動物の血を吸わなくても生きていけます。



動物の血をえさにするのは、産卵前のメスだけです。
その理由は、普段口にしている花や木々の蜜よりも動物の血の方が栄養豊富だから。

どんな生きものも、次世代を生み残すためには多大なエネルギーを必要とします。 そのエネルギーを手っ取り早く補うために、動物の血に惹かれて寄ってくるのです。

なるほど~と感心してしまいますが、だからといって蚊に刺さされても良いというわけではなく、どうにか阻止したいところ。

蚊に刺されると痒くて不快ですからね。





蚊に刺されやすい人の特徴

同じ場所で過ごしていても、蚊に刺されやすい人とそうでない人がいます。

血がおいしいから蚊が寄ってくる、なんて冗談を言ったことがある方は少なくないと思いますが、 なぜ蚊に刺されやすい人とそうでない人がいるのでしょうか?

以下、蚊に刺されやすい人の特徴をまとめてみました。
キーポイントは、熱(体温)と水分(汗など)、二酸化炭素(吐き出す息)です。



体温が高い



体温が高いと、蚊が寄り付きやすいそうです。
体温というと35~37℃くらいが一般的な範囲なのかなと思いますが、蚊はより高い方へ寄っていく性質があります。

これ、私はものすごく思い当たるんですよね。
私は普段の平熱が36.5℃前後、生理前になると37度を超えることもあります。

体を極端に冷やしたり、体調不良の時にやや低くなることはあるものの、好調な時には36.5~37度くらいの体温をウロウロしています。

一方で連れは平熱が35度台、36度後半にもなると熱があるかもなんて言い出す低体温なので、 蚊が体温の高い私の方に寄ってくるというのは当然なのかもしれません。




代謝が活発



代謝が活発だと、蚊が寄りつきやすくなります。

蚊は体温や水分、また人間が吐く二酸化炭素に引き寄せられる傾向がありますが、 代謝が活発な方はそのすべてを備えていることが多く、蚊に刺されやすくなってしまうんです。

代謝が良い人は血行がよいだけではなく汗もよくかきますし、元気で活発な方が多いですよね。 子供って蚊に刺されやすいですが、代謝が活発だからなのでしょう。

代謝が活発なのは健康面から見るととても良いことですが、皮肉なことに蚊に関してだけはあまりよいことだとは言えなさそうです。




運動後や飲酒後



運動後や飲酒後は体温が上がり、また血行が良くなって吐く息が増え(二酸化炭素の排出量が増え)、蚊が寄り付きやすくなります。

お風呂から上がった直後も、体が温まって血行が良くなっているのと同時に、肌の水分量が増えているため蚊に刺されやすくなります。

そういう時って、蚊に刺されても気づきにくいのですよね。
で、あとからたくさん刺されていることに気づいて不快な思いをします。

運動や飲酒をされる方で、 普段から蚊の多い環境にいる場合は注意が必要です。




妊娠中の女性



妊娠している女性も、蚊に刺されやすいそうです。

なぜ?と疑問に思われる方もいるかもしれませんが、妊娠すると普段よりも体温が高くなり、 胎児を育てるために体の機能をあげようとして代謝が活発になります。

まさに、蚊が寄り付きやすい条件を備えた状態になるのですよね。

ただ蚊は、ジカウイルスやデング熱など、ある種の感染症を媒介する可能性があります。 そうでなくてもかゆみがあると不快でイライラしますから、胎児がおなかにいる妊娠中は蚊に刺されないように用心したいもの。

特に二人目の妊娠だと、一人目の子に合わせて公園など蚊の多い場所に行くことが多くなりやすいですから、 蚊に刺されないような対策が必要です。




黒っぽい服装をしている



蚊は白やベージュなど淡く明るい色味よりも、黒や濃い赤、紺といった濃色、暗い色に引き寄せられる性質があります。

黒いニットや濃色のパンツなど、黒っぽい服装をしていると蚊が寄りつきやすく、そうでない人よりも刺されやすくなってしまうんですね。

蚊が多くなる季節には、できるだけ明るく淡い色味の服装を心がけるようにしましょう。

私はどちらかというと、明るい色に濃い色を組み合わせるのが好きなので(黒に白など)、 蚊が多い場所に出かける時のコーディネイトには気を付ける必要がありそうです。




血液型がO型

血液型がO型の人も、蚊に刺されやすいといわれます。



なにそれ?って思いますよね?
私も思いました。

具体的には、「O > B > AB > A」という順で蚊に刺されやすいのだとか。

一応、研究結果に基づく論文が発表されたこともあるということなので、 訳のわからないこじつけによるものではないようですが、 後に訂正論文が出されていることからも、信憑性はそれほど高くはなさそうでうす。

そもそも蚊が寄りつきやすいかどうかは、血液型だけではなく体温や汗、日常の生活習慣などでも大きく変わってくるでしょうから、 血液型についてはあまり気にしなくても良いと思います。





蚊に刺されないためにできること

蚊に刺されることは「かゆみ」で不快になってしまうだけではなく、なんらかの病気に感染しまうリスクもあります。

特に蚊に刺されやすい体質の人は、蚊が寄り付きにくくなるような工夫を心掛けましょう。

蚊は、春頃から10月下旬くらいまでの期間に活動するため、春になってあたたくなりはじめると同時に蚊対策を行うのがおすすめ。

以下、簡単に行える蚊対策をまとめてみました。



長袖・長ズボンで肌をカバー



当然ながら、肌を物理的に覆っていれば蚊には刺されません。

とはいっても、肌に密着するタイプの衣服だと(薄手のレギンスとか)服を着用していても刺される可能性があるため、 針が肌に届きにくいゆとりのある服が良いでしょう。

夏場は暑いかもしれませんが、最近は接触冷感タイプのカーディガンやシャツなども増えていますし、 肌を覆うことは紫外線対策にもなるため悪くないと思います。

できれば、蚊が寄りにくい明色系、淡色系の衣服を着用するのが理想です。



ちなみに蚊は、上半身よりも下半身を指す傾向があり、特に足の甲は体の中でも最も刺されやすい部位だといわれています。

肌をしっかりと覆っていても、サンダルで足の甲が丸出しになっていては意味がないため、 服装を考える際には注意しましょう。




蚊の発生源を断つ



いくら蚊対策を行っていても、その数が多ければ刺される可能性は増えます。

それ以前に蚊が多く飛び交っていたら鬱陶しいですよね。
考えただけでゾーッとしてしまいます。

あまりにも蚊をよく見かける場合は、近くに蚊の発生源があることを疑いましょう。


【蚊が発生しやすい場所】
・水たまり
・屋外に捨てられた空き瓶や空き缶
・植木鉢の受け皿
・側溝や雨どい
・公園や雑木林
・池

蚊は水のあるところで発生します。
具体的には、成虫によって水際や水面に産み付けられた卵が孵化し、ボウフラ→サナギ→成虫といった具合に変化していきます。

卵が産みつけられてから成虫になるまでの期間は、蚊の種類にもよりますが大体2週間程度。

ごく少量の水でも生き残ることができるため、水が溜まりっぱなしになった容器や水たまりなどがある場合、 そこから蚊が発生している可能性があります。

公園や雑木林などにできる水たまりから発生する蚊は、個人ではどうしようもありませんが、 例えばベランダや庭にたまった水たまりは工夫次第でなくせます。

庭やべランダに水が溜まるような容器を置かないこと、また側溝などに水がたまらないよう定期的に掃除を行いましょう。

池や水鉢がある場合は、ボウフラを食べてくれるメダカや金魚を飼うのがおすすめです。



なお、自宅ではなく近隣のお宅が蚊の発生源となっている場合もあります。

気軽に話せる相手ならばまだ良いのですが、そうではない場合だと伝えにくかったり、 伝えても対策をとってもらえない可能性も高いですよね。

そんな場合は蚊が家の中に入ってこないよう、また蚊に刺されないように自衛するしかありません。

あと公共の場所の場合、保健所に相談することで対策をとってもらえる場合もあるため(自治体による)、 あまりに蚊の発生が多く、さらに場所が特定できている場合は相談するのも手です。

実際に、公共道路の雨水マスなど蚊の発生しやすい場所には、定期的に薬剤を投入している自治体もあります。




アロマオイルや虫よけ剤を使う



蚊がいる場所へ行くときは、アロマオイルや虫よけ剤で虫を寄せつけないようにしましょう。

蚊の忌避効果は、アロマオイルよりも化学的な薬剤を使った虫よけ剤が確実ですが、 常用することによる薬剤の体への影響も気になります。

なので普段はアロマオイルで蚊よけを行い、山や川などへ出かける場合のみ虫よけ剤を利用すると良いでしょう。

アロマオイルを使った虫よけについては、以下の記事をご覧ください。
参考:虫よけに効くアロマオイルとその使い方 本当に虫よけ効果は期待できるのか?




蚊を撃退するソフトを利用する



ちょっと変わった蚊対策として、ソフトを利用してみてはいかがでしょうか?

超音波で蚊を撃退するための装置ってたまに見かけますよね?
虫が嫌がる音波を出すことで、側に寄せつけなくするためのものです。

フリーソフトとして提供されているため、一度試してみてはいかがでしょうか。



このソフトでは、オスの羽音と聞き間違いやすい6,000Hz~9,000Hz、 16,000Hz~18,000Hzの範囲の音をランダムに発生させることができます。

人を刺すのは産卵前のメスのみですが、その時期のメスにはオスの羽音を嫌がるという特徴があります。 そのオスの羽音に似た音を発することで、メスの蚊を寄りつきにくくするという仕組みです。

実際の利用では効果が実感できたという声がある一方で、ジョークソフトだという声もあるため、 蚊を撃退できたらラッキーくらいの気持ちで利用しましょう。

少なくともフリーソフトなので、損はしないはずです。





刺されてしまっても、かかないこと



蚊に刺されるとかゆくなってしまうのは、吸血時に唾液を送りこむからです。

蚊の唾液には、麻酔物質や消化液などが含まれています。
そういった成分によって相手の痛みやかゆみをにぶらせ、スムーズに吸血を行うんですね。

かゆみは、麻酔が切れた時に出てくる副作用です。



蚊に刺されたあとって、我慢できないくらい痒くなることもありますよね? 思わず爪を立ててかきたくなりますが、かいてはいけません。

かくと細胞からかゆみ物質が放出されるため、よけいにかゆみが増してしまうこと、 またかき壊したところにばい菌が入ることで、炎症を起こしてしまう可能性もあります。

特に夏はプールなどで肌に雑菌が付きやすいため、傷になったところから肌トラブルを招いてしまう恐れもないとはいえません。

我慢できないくらいのかゆみがある場合は、かゆみ止めの薬を塗ると良いでしょう。

薬を使うのを嫌う方もいますが、我慢してかいてしまうよりも、 薬を使ってサッと症状を治してしまった方が肌にも精神的にも悪影響がありません。かくことって本当に肌に悪いんです。

かゆみ止めの薬といってもさまざまですが、刺されたあとが傷になっていないのなら、 かゆみを抑える効果の高いメントール入りの塗り薬がおすすめです。(かくなどして傷になっている場合、しみるので要注意)



なお、かんきつの皮や蜂蜜といった食材をかゆみ止めに利用する例もあるようです。

確かに、かゆみや炎症などに効く成分が含まれているのかもしれませんが、 他にもいろいろと余分な成分が含まれていること、雑菌が傷に入る可能性があるため、あまりおすすめできません。

効果がよくわからないものを使うよりも、薬が一番てっとり早く、安全で確実だと思います。

アイスノンのような保冷剤で刺された箇所を冷やすのも、かゆみを抑えるのには効果が高いですが、凍傷にならないようご注意ください。


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