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しょっぱすぎる梅干しの活用方法

毎年ではありませんが、梅干しをよく作る私。

その時期の状況にもよりますが、2年に1回くらいは作っていると思います。 (梅干し作りについての記事:梅干しの作り方、失敗しないコツについて詳しく解説!梅シロップや梅サワーも♪



単純に梅干しを食べたいだけなら市販品を買った方がはやいのですが、無添加で美味しいものとなるとそこそこのお値段がしますし、なにより自分で作る梅干しって美味しいんですよね。

梅の品種やサイズ、味付けなども好きにできますし、梅を作ると梅酢などの副産物ももれなくできたりして、なんとなくお得感があったり。

ただ、日持ちするように塩分高めの味付けで漬けることが多いため、市販の梅干しに比べるとかなりしょっぱめなものが多く、そのままだとちょっと食べにくいです。

もちろんそのまま食べることもありますが、料理に活用したり、加工して食べることの方が多いかもしれません。

組み合わせる調味料や食材によっては、梅干しをそのまま食べるよりも美味しかったりするのですよね。加工して食べることを前提に、たくさん梅干しを漬けることもあるくらいです。

というわけで今回は、しょっぱすぎる梅干しをおいしく活用する方法についてお話ししたいと思います。





使い道が思いつかないしょっぱい梅干しは、とりあえず保存しておこう

ご近所さんや知り合いから、自家製の梅干しをたくさんいただいたけけれど、そのままではしょっぱすぎて食べられない。

でも、使い道も思いつかないし、どうしよう…なんて途方に暮れるようなことがあるかもしれません。



梅干しに詳しくないと、早く食べないと腐ってしまうのではと考えてしまう人もおられると思いますが、 塩分高めに作られた梅干しは、よほど保存環境が悪くない限りは腐りません。

例えば、20%前後くらいの塩分で漬けた梅干しなら常温でも保存できますし、消費期限もないようなものなんですよね。

なので、使い道が思いつかなかったとしても、とりあえず捨てずに保存しておいてください。

もらった梅干しだと、どの程度の塩分で漬けてあるのかがわからないかもしれませんが、尋ねられるのならきいてみると良いでしょう。

塩分濃度がわからない場合や、それほど塩がきつくない梅干しは冷蔵庫保存が安心です。



ちなみに私が梅干しを作るときには、大体18%~20%程度で漬けることが多いです。

20%くらいの塩分で漬けたものは保存用で、もっとも古いもので6年前くらいに漬けた梅干しがまだ残っていますが、表面に塩の結晶ができるくらい塩がきついため、基本的に料理や加工用です。

それとは別に、食べやすいように13~14%くらいの塩分と氷砂糖で漬けた梅干しも作ったりしますが、こちらは長くは持たないためすぐに食べてしまいます。

どちらも気が向いたときに出してきては食べていますが、とても美味しいです。私の食生活には欠かせません。



これまで梅干しになじみがなかった方だと、どう扱っていいのかわからないかもしれませんが、 梅干しは色んなアレンジが可能な食材であるため、おいしく消費できる方法が見つかると思います。

以下、私が試してみたことのある梅干しの活用方法をあげていますので、参考にしてみてください。





しょっぱい梅干しの活用例

しょっぱすぎてそのままでは食べられないけど、捨てるのもちょっと…なんて梅干しの活用例をご紹介します。



シンプルに塩抜きして食べる

梅干しが好きでそのまま食べたいという方には、シンプルに塩抜きして食べる方法がおすすめ。



水に浸して梅干しの塩を抜き、しょっぱさを軽減させることでそのままでも食べやすくなります。

梅干しの旨味を味わいたいのなら、また栄養をあまさず摂りたいのなら塩抜きはしないほうがよいのですが、 いくら梅が体に良いとはいっても、塩がきつすぎる梅干しは健康には良いものではないですよね。

また旨味が抜けるとはいっても、梅干しの味が完全になくなってしまうわけではありませんので、 塩抜きは悪い方法ではないと思います。

いろんな塩抜きの仕方があるようですが、私自身は以下のような感じで行っています。


・少量の梅干しを容器に入れ、梅の重量の5倍程度の水を加える
・半日~1日放置する(途中で一度、水を換えても)
・水分を切って冷蔵庫保存

注意点は塩を抜くと保存がきかなくなるため、数日間で食べきれる量のみを塩抜きすること、また塩を抜いた梅干しは冷蔵庫に保管してください。

ほかに途中で火を入れる方法や、1%程度の塩水で呼び塩をして梅の塩を抜くやり方(浸透圧を利用)もありますが、面倒なので私は水だけです。

塩水を利用した方が時間はかかりますが、梅干しの旨味は残りやすいといわれますので、できるだけ旨味を残したい場合は塩水を利用すると良いでしょう。




蜂蜜に漬ける



塩抜きした梅干しを、蜂蜜に漬けるとまろやかで食べやすくなります。

上で説明した方法で梅干しの塩抜きを行い、そのあと以下に記載の漬けこみ用の調味液にしばらく漬け置いてください。


【梅干し】
・塩抜きした梅干し5~6個(大きめの梅干し)

【調味液】
・みりん 大さじ3
・はちみつ 大さじ4

調味液の中に梅干しが完全に浸かるように入れたら、冷蔵庫で1週間~10日ほど放置します。

できあがるころには、梅の中まで甘みがしみこんでいるはずです。 そのまま食べても美味しいですし、塩気が残っているのならご飯と食べても美味なんですよね。

甘味があるため、子供にも食べやすいと思います。




梅干しペーストにして保存する



しょっぱい梅干の活用の仕方がわからないのなら、梅干しペーストにして保存するという方法もおすすめです。

梅干しペーストがあれば、ちょっとしたあえものや料理の味付けに重宝します。もちろん、そのままご飯とともに食べても美味しいです。


・梅干しは種を取りのぞく
・梅の皮と実を包丁でたたく、もしくはミルサーなどでペースト状に加工する
・好みで蜂蜜を加えるとマイルドに

出来上がったペーストは、清潔な容器にいれて冷蔵庫保存してください。

ペーストを加熱する作り方もありますが、私自身は加熱しない方が梅らしい風味が残りやすく好みです。 ただし保存期間が長くなる場合は、加熱してから保存した方が安心です。

あと蜂蜜は入れても入れなくても構いませんが、入れると酸味や塩気がマイルドになって食べやすいです。 ただし甘くなるので入れすぎには注意してください。



できあがった梅干しペーストは、肉や魚のソース、ドレッシング作りにも使えます




かつおぶしをまぜて「かつお梅」にする



梅干しの皮や実を包丁でたたき、かつおぶしやだし汁少々、醤油であえれば「かつお梅」のできあがり。

好みの野菜とあえても美味しいですし、焼いたお肉や魚につけて食べたり、あたたかいご飯に乗せて食べるのも美味。

上でご紹介した、梅干しペーストをつかって作ると簡単です。




きゅうりや鶏ささみなどとあえて副菜に



梅干しは、野菜や肉類などさまざまな食材とあいます。
私が良く作るのが、薄くスライスしたきゅうりと鶏ささみをほぐしたものに、梅ペーストを混ぜたあえもの。

梅ペーストの塩分がきついため、きゅうりの水抜きは行いません。

きゅうりに梅ペーストを混ぜてしばらく置いておくと、きゅうりから水が適度に出てしんなりとした良い感じになります。

きゅうりのほか、大根やオクラ、長芋などなど、いろんな食材にあいますよ。




焼き鳥の梅肉のせ

焼き鳥に、たたいた梅肉をのせるとさっぱりおいしくいただけます。



油の少ない鶏ささみをはじめ、油が多くてジューシーなモモ肉など、梅味って鶏肉のどの部位とも相性が良いんですよね。

梅による食欲増進効果で沢山食べられますので、食欲がイマイチなんて時にもおすすめです。

たたいた梅肉ではなく、先でご紹介した梅ペーストをつかうと手軽です。刻んだ青じそをペーストに混ぜこんでも。




梅干し入りの炊き込みご飯



梅干し入りの炊き込みご飯、ご飯と梅干しの組み合わせが好きな方にはたまらないと思います。

ご飯を炊く際、お米と一緒に梅干しを炊飯器に加えて炊くだけ…という超簡単な料理ですが、とても美味しいんです。

炊きあがったごはんに、しらすや刻んだ青じそを加えても美味。

ご飯を炊いたあとに梅を混ぜても美味しいのですが、梅干しと一緒にごはんを焚くとお米に味がしみて、 またちょっと違った料理になるんですよね。


【主な材料】
・お米1合
・大きめの梅干し1個

【好みで】
・しらす
・刻んだ青じそ
・白ごま

私は、お米1合に大きめの梅干しを1個の割合で使用していますが、梅の塩分によっては入れる個数を加減してください。

種にも梅のエキスがしみこんでいるため、一緒に加えます。
種はご飯が炊きあがった後、全体を混ぜる時に取りのぞいてください。

梅好きには特におすすめのメニューです。




梅干しパスタやうどん



パスタやうどん等の麺類も、梅干しとは相性が良い料理。
基本的に和風の味付けなら、大抵のものに梅は合うと思います。

私自身は梅を刻んでパスタと合えたり、温かい、もしくはつめたいうどんに梅干をのっけて食べるなんてこともよくしますね。


【調理例】
・納豆と梅のパスタ
・梅とあおじそとツナのパスタ
・きのこと梅のバターパスタ
・梅としらすのパスタ
・冷やし梅うどん
・梅と肉そぼろのまぜうどん
・梅・なめたけ・とろろ昆布のそば

等々…

上記の麺料理に、温泉卵を組み合わせても美味しいです。
梅は洋風の味付けにも意外とあいますので、色々試してみてください。





梅干しにはメリットがたくさん

ちゃんと漬けて作った梅干しって、健康や美容に良い成分をたくさん含んでいますし、 使い方によっては食中毒の予防などにも活用できるなど、まさにお役立ち食品。

そんな梅干しの一面を、簡単にご紹介します。



抗酸化作用を持つポリフェノールが含まれている



梅干しには「梅リグナン」と呼ばれる、強い抗酸化力を持つポリフェノールが豊富に含まれています。

ポリフェノールには、細胞を酸化させる原因となる活性酸素を除去する働きがあるといわれています。 実際、ポリフェノールの摂取を目的としたサプリメントなどもありますよね。

少量の梅干しで、どの程度の量のポリフェノールが摂取できるのかは不明ですが、 ポリフェノールを含む梅干しを定期的に食べることは、健康や美容にも一役買うといえるのではないでしょうか。




クエン酸で疲労回復効果

梅干しって酸っぱいですよね?

その酸味成分には、クエン酸やコハク酸、リンゴ酸といった有機酸が多く含まれており、 摂取することでエネルギー代謝を活性化させる効果が期待できます。



エネルギー代謝がスムーズに行われれば、疲労回復はもちろん、疲れにくくなるんです。

梅干しの酸味には唾液や胃液の分泌を促進させ、食欲を増進させる作用もありますから、 食欲がなくて疲れ気味…なんてときにピッタリの食べ物だといえます。




殺菌・抗菌作用で食中毒予防

梅干しに含まれる塩分や酸には、微生物の繁殖を抑える効果があります。

菌の繁殖を抑えられれば食中毒も予防しやすくなるため、 お弁当に梅干しをいれることは、非常に理にかなっているんです。



また人間の胃酸にも強い殺菌作用がありますから、 梅干しの酸によって胃酸の分泌が促進されれば、やはり食中毒を起こしにくくなります。

ただし、昔ながらの製法で作られた塩分きつめの梅干しでないと抗菌作用は得られにくいため、 食中毒予防の目的で梅干を利用する場合は注意しましょう。

スーパーで安く売られている調味液につけただけの梅漬けでは、 食中毒予防の効果を得るのは難しいです。








以上となります。
今回ご紹介した料理の中で特に私がおすすめだと思うのは、梅ペーストと梅干しの炊き込みご飯です。

梅ペーストは作っておけばさまざまな料理に活用できますし、 梅干しの炊き込みご飯は簡単であるにもかかわらず、とてもおいしいんです。

ただし、お米に炊きこむと梅の味がかなり薄くなるため、 塩がそれほどきつくはない梅干しを利用する場合は多めに加えるか、 ご飯を炊いたあとに叩いた梅を混ぜ込むようにすると、梅の味がでてきやすいです。

参考にしていただけますと幸いです。


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