プラスナップを購入&レビュー ハンドメイド作品のスナップ付けが超簡単に!
ちょっとした小物入れなどを作る際、面倒なのがスナップタイプのボタン付け。
縫うのはミシンを使えばあっという間に終わりますが、スナップは手縫いで取り付けなくてはならないため、
数が多いとなかなか大変な仕事なんですよね。
そんな面倒な作業を簡単にしてくれるのが、プラスナップと呼ばれる道具です。
これまで針と糸で地道に縫い付けていたスナップボタンが、プラスナップがあればパチンとやるだけで簡単に取り付けられるんです。
特に幼稚園や小学生の子供がいて、ちょっとした布小物を作る機会が多い方には超おススメの道具だといえます。
というわけで以下、製品について簡単にご紹介します。
プラスナップとは何?
プラスナップについて簡単に説明しておきます。
スナップ付けが簡単に行える道具
プラスナップとは、専用の「卓上プレス」もしくは「ハンディプレス」を用いることで、
スナップ付けが簡単にできるスナップのこと。
多少のコツは要りますが、慣れると1分もかからずにスナップ付けができるため、
ハンドメイドの布作品をよく作る方にはとても便利なものだといえるでしょう。
プラスナップは消耗品ですが、専用の卓上プレスやハンディプレスは消耗品ではないため、
一度購入したあとはプラスナップを買い足すだけでずっと使い続けられるなど、コストパフォーマンスも優れています。
ちなみにこのプラスナップ、
私自身はプラスチックのスナップだから「プラスナップ」…だと勝手に思いこんでいたのですが、
見ているとメタルタイプのスナップもあるようなのですよね。
ただ、いずれもベースに使われているのはプラスチック素材のようなので、
「プラスチックタイプのスナップ」という認識で間違いないのかなと思います。
プラスナップと、専用のハンディプレス。
いずれも清原という会社が販売している、サンコッコーというブランドの製品です。
清原のプラスナップには9mmと13mmサイズが用意されていますが、
専用のハンディプレスはどちらにも利用できます。
ハンディプレスのほかに安定性の高い「卓上プレス」も販売されていますが、ハンディプレスよりもややお値段は高めです。
こちらは9mmサイズのプラスナップ。
20組のスナップが入っています。
プラスチック製であるためか、見た目がちょっと安っぽい感じなのですが、
私は表から見えにくいように付けるので問題ありません。
プラスナップは軽くて肌あたりが優しい
プラスチック素材は身近なものですが、よいイメージを持っている方はあまり多くはないと思います。
陶器やガラスのような素材に比べると安物っぽかったり、環境にはあまり良くないとも言われていますが、
金属タイプのスナップよりも軽く、また肌あたりが優しいという良い面もあります。
金属に比べてアレルギーを起こしにくいため、
幼児の衣服にはあえてプラスチックタイプのスナップを使ったものもあるのですよね。
金属タイプのスナップよりも色の選択肢が豊富であるため、デザイン的な面でも自由度が高く優れているといえます。
厚みのある生地には取り付けられない
プラスナップは、専用のプレスを使ってスナップを上下から押さえつけることで、
生地にさしこんだツメ部分のプラスチック素材を押しつぶして変形させ、生地に固定します。
ツメを押しつぶして変形させる際、さしこみ部分の奥行きにある程度の余裕が必要となるのですが、
生地に厚みがあると奥行きに余裕がなくなるためにツメを押しつぶすことができず、スナップを固定するのが難しくなる場合があります。
固定できたとしても、取り付けたスナップがとれやすくなるんですよね。
なので、厚みのある生地への取り付けはおすすめできません。
といっても、よほど厚くなければ大丈夫です。
衣類などで、生地が重なることで分厚くなっている部分への取りつけは注意が必要です。
プラスナップを使ってスナップ付けをしてみる
プラスナップの使い方はとても簡単。
生地にスナップを付けるための小さな穴をあけ、プラスナップの部品をセットしてハンディプレスで「かしめる(※)」だけで、とても簡単にスナップ付けができてしまいます。
※接合部分にはめこんだ「ツメ」を工具で打ちつけたり圧迫することで、接合部を固くとめること。
製品裏面にある、プラスナップの取り付け方
説明をみるとちょっとややこしい感じがしてしまうのですが、要はプラスナップと生地をはさんで押すだけなので簡単です。
上手く取り付けられれば、以下のようになります。
ツメ部分を押しつぶすのにちょっと力が要りますが、慣れれば誰にでも簡単に使えるはずです。
最初のうちは、プラスナップをパチンとするのが楽しくてハンドメイドしてしまうくらい、このスナップにハマりました。
あまりにも便利なので、後日プラスナップをたくさん買い足すことに。
とりつける布製品にあわせられるよう、プラスナップには黒やピンクをはじめとするさまざまなカラーリングが提供されています。
ただ色つきは使い回しがしづらいため、最初に買ったものと同様に白色のプラスナップを3袋購入しました。
1袋に20組のスナップが入っているため、失敗しなければ計60組ものスナップ付けができます。当分は持つはずです。
ハンディプレスもプラスナップも比較的手ごろなお値段ですし、本当に簡単に取り付けができるので、
普段からよくハンドメイドされる方や、入園・入学準備の小物作りでスナップづけをする機会がある方にはとてもおススメのアイテムだと思います。
私が購入したのは、以下の製品です。
プラスナップにはさまざまなカラーが提供されているため、生地のデザインにあったカラーをあわせやすいところが魅力です。
【おまけ】海外製のリーズナブルなプラスナップを試してみたけど…
清原のプラスナップを買った後日、Amazonで海外製のリーズナブルなプラスナップを発見したので買ってみました。
私がもっているものと似たような製品なのですが、プラスナップが日本製品と比較してかなり安いんですよね。
購入した、プラスナップとハンディプレスのセット。
中国メーカーの製品で、私が購入したときには2000円くらいだったと思います。
24色ものプラスナップが計375組も入っているだけではなく、ハンディプレスのセットでこのお値段は非常にコスパが高いと思ったのですが、
2019年2月現在では、ほぼ同じようなセット商品をもっと安く販売している中国メーカーもあるようです。
ハンディプレスの箱の中身。
付け替えのための部品や、生地に穴をあけるための部品などもついています。
これは親切ですね。
そしてプラスナップ。
中身がやや乱れていますが、24色で計375組ものスナップが入っています。
購入する店舗や製品にもよるものの、
日本製のプラスナップを計375組買った場合、スナップだけで2000円は軽く超えてしまうであろうことを考えると、相当リーズナブルだと思います。
ただ安かろう悪かろうという言葉があるように、実際に使ってみたところではやや製品の精度が甘い気がするのですよね。どこがとははっきりと言えないんですが、ハンディプレスの部品が歪んでいる気が…。
あとプラスナップ自体が、日本製のプラスナップに比べると全体的に薄っぺらく、やや弱いです。
そのせいか取りつけにくく、たくさん失敗してしまいました。
きちんと取りつけることができたスナップに関しては、問題なくボタンとして機能していますが、
取りつけ時の失敗の確率が高い点を考慮すると、あまりコスパが良いとはいえないかもしれません。
まあ、私が下手なだけかもしれませんが。
とはいえ失敗してしまうのはストレスなので、今後プラスナップを買い足すとしたら、今まで使っていた清原のプラスナップにするかな…。
上手く使いこなせるのなら中国製のプラスナップも悪いものではないため、できるだけ安くプラスナップを利用したい方は、
Amazonなどをチェックしてみてはいかがでしょうか。
安価なものだと、ハンディプレスとプラスナップのセットで1500円しないくらいの価格で売られているようです。
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