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災害時の避難生活 絶対に必要ではないけれどあると便利なアイテムについて解説! 500円硬貨や油性マジック、ビタミン剤ほか…



地震などの災害時、状況によっては避難を余儀なくされることもあります。

最近では食料や水を備蓄したり、あらかじめ避難に必要なグッズをカバンに入れて常備しているご家庭も多いのではないかと思いますが、 実際に避難してみて「あれがあれば…」と思うことは少なくないようです。

今回は、避難するにあたって必ずしも必要とは限らないけれど、持っていると便利なものについてご紹介します。





避難時、必須ではないけど持っていると便利なアイテム

災害が発生して避難する際、よほど余裕のない状況でない限りは、 あらかじめ災害用に用意してあった物資を持参する方がほとんどですよね。

そんな災害用の持ち物にプラスして、持っていると確実に便利なアイテムを数点ご紹介いたします。



ウエットティッシュは多めに



まずは、ウエットティッシュです。
水が止まってしまうと、当然ながらお風呂にしばらく入れなくなります。

しかしウエットティッシュがあると手や体、顔を拭いたりできるのでとても便利です。

それくらい…と思う人もいるかもしれませんが、災害が発生した直後の避難所は顔を洗うのはもちろん、 濡れタオルすら用意するのが難しい場合があります。

ウエットティッシュなら持っていてもそれ程かさばりませんし、拭きたい時に拭いてゴミとして捨てることができます。

特に小さい子供がいる場合、ウエットティッシュはいくらあっても困りません。必ず災害用のバッグの中に備えておきましょう。




ひざ掛けや毛布はさまざまな用途に使える



毛布やひざ掛けがあると重宝します。
避難所は寒い季節はもちろん、冬場以外でも場所によっては冷えることがあります。

そんな時に包まれる毛布やひざ掛けがあると、随分と暖かさが違うはずです。

ただでさえ辛い状況なのに、寒い状態が続くと頑張ろうという気力も失せやすくなりますし、 体温が下がると風邪をひきやすくなるため、できるだけ体を冷やさないようにすることはとても大切です。

バッグに余裕があるなら、薄手の発熱インナーを入れておいても良いですし、 寒がりな方にはカイロも入れておくと重宝するでしょう。

邪道かもしれませんが、大きなゴミ袋やレインコートなども防寒効果が意外と高かったりしますので、一応入れておくと良いかもしれません。



当たり前ですが、避難所はプライバシーが守れません。

四六時中、人目に付くところにいるというのはストレスがたまるものですが、 そんな時に毛布で目隠しをすることで気持ちを落ち着かせることができます。

薄手のものでもよいので、1枚は避難グッズの中に加えておきたいものです。




貴重品の保管にウエストポーチ



災害時の荷物は、たいていは大きなバッグに詰めることが多いと思いますが、 それとは別にウエストポーチを持っていると貴重品の管理に便利です。

必ずしもそうだとは限りませんが、さまざまな人が集まる避難所は盗難も少なくありません。 なので、移動時も貴重品は身に付けておいたほうが安心です。

全ての荷物を持ち歩くことは難しいですが、ウエストポーチがあれば少量の貴重品程度なら持ち歩けます。

貴重品だけでなく小さなタオルやティッシュを入れるのにも役立ちますし、持っていても両手を塞がないため、何かと重宝するはずです。




500円硬貨、10円硬貨



地震などの大災害が起こった時、お金がないと非常に困ります。

過去の災害では、金融機関の復旧は意外に早くATMを使える地域もあったようですが、 これから起こる災害で必ずしもそうであるとは限りません。

なので避難用具と一緒に、必ず現金を備えておいてください。
お店が開いた場合に必要なものが購入できるよう、家族の人数によって2万円~程度備えて置くと安心です。

災害規模によっては、そもそも物が買えない状況が長く続く可能性もあるわけですが、 いざ買える状況がきたときにお金があると助かるはずです。



ちなみに、お金を非難用具に加える場合は、一万円札などのお札ではなく硬貨を多めに用意してください。

震災後、一時的にお店で商品を購入できるような状況になったとしても、 お店側が通常時のように運営できることはあまりありません。

お釣りも満足に準備できていない可能性は高く、 もしあなたがお札しか持っていない場合、お釣りをもらえない可能性があります。

特に万札はお店側も困ると思います。
できるだけ細かいお金をそなえておきましょう。

とはいえ、あまりに細かすぎると今後は荷物の重量が増えてしまいますので、 千円札や500円玉硬貨、また公衆電話があった場合につかえるよう適度な量の10円硬貨を交えて、2~3万円程度備えておくのがおすすめです。



補足として、災害発生時や避難時に荷物が水に濡れる可能性もないとはいえないため、 多少の水にも耐えられるよう、お札類にはしっかりと防水対策をほどこしてください。

ジップロックなどの防水性の高い袋に入れて密閉し、上からさらに袋をかぶせて持っておくと安心です。




太めの油性ペン



災害の時に持ち出す荷物の内容については、ガイドブックやインターネットにある程度の情報が出ていますが、 小さい子供がおられるご家庭は、そこに太めの油性ペンも追加しましょう。

なぜ油性ペン?と思われるかもしれません。
何に使うの?と。



災害時は何があるかわかりません。
ひょっとすると、避難先で子供とはぐれてしまう可能性もあります。

そのようなトラブルを予め想定し、子供の体にあらかじめ油性ペンで名前・年齢・住所・電話番号や、 アレルギー疾患の有無、特別な病気がある旨などを直接記入しておくと安心です。

体に書くの?なんて抵抗を感じられる方もいると思います。

抵抗がある場合は、あらかじめ必要事項が書かれた名札を用意して持たせるのも良いと思いますが、災害による混乱で紛失してしまう可能性もないとはいえません。

しかし、油性ペンで書かれた文字ならば多少の水では消えないため、 子供と離れ離れになった場合であってもまだ安心していられます。



これは実際に、東日本大震災を体験した小さなお子さんのママに、とても役に立つと教わりました。

災害の混乱時に、しっかりと自分の名前や年齢などを話せる子供は多くありません。 ましてや子供が小さい場合、アレルギーがあること自体を理解していないかもしれません。

子どもが迷子になってしまった時に、名前や連絡先があるだけでもお互いが合流できる時間の短縮につながりますし、 食物アレルギーがあることを周りに知らせられれば、避難時の食事で最悪のトラブルが起こることを避けられます。

荷物に加えたからといって邪魔にはなりませんので、避難用のバッグに1本加えておいてはいかがでしょうか?




サッとつまめる小さなお菓子



簡単につまめるお菓子があると、小腹がすいたときに助かります。

ちゃんとした食事をとらなくてはならないことはもちろんですが、 災害直後に1日3度の食事の配給があるとは限りません。あったとしても人によっては足りない可能性があります。

ポケットなどに入れておいて、簡単に口の中に放りこめるタイプのお菓子だと、まわりの人の目が気にならず食べやすいです。

例えばチョコレートやドライフルーツなどはエネルギー源としても良いものですし、食べやすい飴などもおすすめ。 甘いものを食べることで気分転換にもなり、また子供がぐずった場合にも重宝するはずです。

種類にもよりますがお菓子は保存性が良いため、買ったとしてもすぐに消費してしまう必要はありません。 普段お菓子を食べない方も、少しくらいは備蓄しておきましょう。




病気予防にマスク



不特定多数の人とともに過ごしていると、どうしても風邪などの病気をもらいやすくなります。

また避難所は、沢山の人が集まっているために常に埃っぽくなっていますので、マスクで防御しましょう。

顔を隠せるため、すっぴんでいるのが嫌な女性にもおすすめです。 また人と顔を合わせっぱなしで、気持ちが落ち着かなくなっている人にもおすすめ。

かさ張るものではないため、替えとして何枚かをバッグに入れておくと良いでしょう。




生理用品は必須



生理がある世代の女性は、必ず持っておいた方が良い生理用品。
あると便利なものとしてご紹介していますが、女性は生理用品は必須だと考えて良いでしょう。

実際、物資として配られるもののなかに生理用品がほとんどなく、困ったという女性は多いそうです。

たとえ生理予定日がまだだとしても、ストレスや環境の変化で生理が遅れたり早まったりすることはよくあるため、 いざという時のために多めに持っておくのがベター。

下着を替えられるとは限りませんから、下着の汚れ防止におりものシートを活用するのもおすすめです。




歯ブラシ



意外と入れるのを忘れがちなんですが、歯ブラシ(と歯磨き粉)も避難グッズに加えておいた方が良いアイテムのひとつ。

特に高齢で免疫力の落ちた方の場合、歯みがきをしないことで口内環境が悪くなり、口内の菌が身体に悪影響を及ぼして 肺炎を起こす原因になることもあるのだとか。

ただ、状況によっては歯みがき時に水が使えない場合もあります。

そんな場合に備えて「歯みがきシート」やすすぎが不要な「液体ハミガキ」を持参しておくと、重宝するはずです。


最悪歯ブラシがない、もしくはなくしてしまった場合はウェットティッシュなどを指に巻き、 丁寧に歯を拭くだけでも口内をきれいに保つ効果があるということを覚えておきましょう。




保湿クリーム



普段から肌が乾燥しやすい人は、保湿クリームも荷物に入れておきましょう。

特に冬場の避難所は空気が乾燥しているため、肌の乾燥を感じやすくなること、 またストレスと乾燥のWパンチで肌トラブルを起こしてしまうかもしれません。

クリームではなく化粧水でもよいでしょう。全身に使えるタイプが便利です。




ドライシャンプー



ドライシャンプーとは、すすぎのいらないシャンプーのこと。

スプレータイプ、粉末、泡、液状、シートなど様々なタイプのシャンプーが販売されていますが、 おすすめはスプレータイプや泡タイプ。このタイプは髪や頭皮になじませやすく、洗ったという感触が得られやすいんです。

使い方はとても簡単で、髪や頭皮に塗布し、軽くマッサージなどをしてタオルでふき取るだけ。水がなくても頭皮や髪を清潔に保てます。


かなり昔からある定番のドライシャンプー。
私自身もお風呂に入れない時にお世話になったことがありますが、本当にすっきりするんですよね。

お値段もお手頃、またスプレータイプで使いやすいため、避難生活では重宝するはずです。




こちらは泡タイプのドライシャンプー。
使い方は液体タイプと同じで、泡を髪や頭皮になじませて軽くマッサージしたあと、タオルでふき取ります。

泡じゃないと洗った感じがしないという方におすすめです。




ビタミンサプリメントや粉末青汁



避難所では食事の配給はありますが、環境的にどうしてもインスタント系の食品や、 おにぎりのような炭水化物が主体の食事が多くなってしまいます。

時には、朝からいきなりカップ麺を食べなければいけないこともあるんです。

それでもまだ、お腹を膨らませられるのですから良いのかもしれませんが、 菓子パンやカップ麺、おにぎりのような炭水化物だらけの食事が続くと、ビタミン・ミネラル不足からどうしても体調を崩しやすくなります。

ストレスが多い時こそビタミンをたっぷりと摂取しなくてはならないはずですが、 災害時はそれがかなわないため、疲労とストレスで病気をしやすくなってしまいます。

私の知人の場合は幸い、近所のスーパーが限定的に開いていたため、 そこで野菜ジュースを購入して何とか野菜を補うことができていたらしいですが、誰しもがそんな恵まれた環境にあるとは限りません。



災害時、栄養が偏るであろうことを想定した上で、避難生活のために荷物に加えておきたいのが、 青汁や野菜ジュースの粉末、マルチビタミン・ミネラルのようなサプリメントです。

ビタミンにはストレスを軽減する作用が期待できますし、病気予防にもなります。 また粉末タイプの青汁やサプリメントは保存期間も長く、かさばらないところも便利ですね。

ただし粉末タイプのジュースを飲む場合は水と、ジュースのタイプによってはシェイカーが必要となるため、 難しそうな場合はサプリメントのみを用意しておくと良いでしょう。



ちなみに通常の食品よりは長持ちするとはいっても、青汁粉末にもビタミンサプリメントにも一応消費期限はあります。

なので、日常で少しずつ消費しながら備蓄するローリングストック法をとりいれると、無駄なく使い切れると思います。




モバイルバッテリー



スマートフォンを持っているのが当たり前の今、ないと困るのが電気。

電気が復旧していたとしても、避難所だといつ充電できるかわからないため、 モバイルバッテリーを持っていると便利です。

スマートフォンが使えるとラジオなどが聞けるだけではなく、懐中電灯代わりにも使えますし、人への連絡やネットでの情報取集も行えます。 (通常通り行えるかは状況によります)

持てるのなら容量大きめのモバイルバッテリーや、 以下のようにソーラーチャージ(太陽で充電が行える)できるモバイルバッテリ―を荷物に入れておくと、何かと重宝するはずです。

スマートフォンに接続するためのUSBケーブルを忘れないようにしましょう。


私自身もモバイルバッテリーは、出かける時にはバッグに入れていつも持ち歩いています。 外出先で災害にあってしまった場合にも、役立つと思いますよ。

ただし、バッテリーですから充電していなければ電力が持ちませんし、 満充電していたとしても、あまりに長く放置しすぎると放電して電力が尽きてしまう可能性があります。

普段避難袋に入れっぱなしにするのではなく、たまに電力残量を確認するようにしましょう。




発電機能を持つラジオや懐中電灯



手回し充電ができる、ラジオや懐中電灯も便利です。
手回し充電とは、機器に付いたハンドルを回すことで発電させ、充電が行える機能のことです。

ハンドルをまわす作業が思ったより大変ではあるのですが、手動で発電させられるため、電池がきれても大丈夫という安心感があります。

私自身は以下のような、ラジオや懐中電灯の両方の機能が一体化された機器を避難袋に入れています。



手回し充電、ソーラー充電、USBケーブルによる3つの方法で充電が行える製品です。

ラジオや懐中電灯の機能があるだけではなく、スマートフォンの充電を行うこともできるようになっているため、一つあると重宝するはず。

バッテリー容量は1000mAHとそれほど大きくありませんが、いつでも充電できるため、さほど問題にはならないと思います。




食器代わりになるものとサランラップ



避難生活であると便利なのが、食器代わりになる紙皿やサランラップ。 配られた食事を食べるときなど、お皿やコップ代わりになるものがあると何かと便利です。

紙皿にサランラップを敷いて使うと洗わずに長く使え、ゴミがあまり出ません。

百均で売っているような紙皿や紙コップを使用しても良いのですが、あまり荷物を増やしたくない場合は、 以下のような食器折り紙を備えておくと良いでしょう。





避難時に必ず持っておきたいもの



ここまで、避難時にあると便利なものについてお話ししましたが、 必ず持っておきたいものについても簡単に書いておきたいと思います。

一部、あると便利なものとしてご紹介したものと被っているアイテムもありますが、参考にしてみてください。



避難時の持ちだしアイテムリスト

以下、避難時に必ず荷物に入れておきたいアイテムをピックアップしてみました。

なお、★印の付いた項目は、荷物とはべつに常時身に付けておきたいと思われるものです。 それらが入る小さめのバッグも用意しておくと便利です。


【必ず持っておきたい避難アイテム】
・防水加工のリュック
★飲料水(1人1リットル以上、携帯用に小型のペットボトルも)
★非常食(調理不要で食べられるもの)
★ホイッスル
★携帯ラジオ、懐中電灯(電池式なら、予備乾電池も)
★貴重品(現金、身分証明書など)
★常備薬
・タオルやハンカチ
・布製軍手
・ロープ
・万能ナイフ
・ヘルメット
・運動靴
・レインコート(雨具)
・救急用品(カット綿、絆創膏、綿棒、テープ、包帯など)
・アルミブランケット
・使い捨てカイロ
・簡易トイレ
・生理用品
・レジャーシート

消防庁の防災マニュアルにて「持出し品チェックシート」が提供されていますので、 そちらも参考にしてみてください。

参考:消防庁 防災マニュアル 防災お役立ちツール





上記を参考に、必ず必要なものをひととおり揃えたうえで、 必要に応じて先にご紹介した「あると便利なもの」を追加しましょう。


【あると便利なもの】
・ウエットティッシュ
・ひざ掛けや毛布
・ウエストポーチ
・太めの油性ペン
・小さなお菓子
・マスク
・歯ブラシ
・保湿クリーム
・ドライシャンプー
・マルチビタミン・ミネラルサプリメント
・モバイルバッテリー(&microUSBケーブル)
・ラジオや懐中電灯
・食器のかわりとなるもの(&サランラップ)
など

災害復旧まで自宅で過ごせる、もしくは自宅にとりに戻れる可能性もあるため、持ちきれない分は自宅の取り出しやすい場所に備蓄しておいてもよいと思います。




必要なものが沢山ありすぎて何を持っていけばよいのかわからない…なんて人は



あれが必要、これが必要と言われますが、必要なものがたくさんありすぎて何を用意すればよいのか途方に暮れている人もおられると思います。

何を持って行けばよいのかわからない、また用意する時間がない人は、市販の避難用防災キットを利用するのも手ですが、 あらかじめ様々なものが揃っているキットはお値段が結構高めです。

多くのアイテムが100均で揃えられたりするのですが、そういうものに比べるとキットはどうしても割高になってしまうのですよね。 また、キットのみの内容ではどうしても不足があるため、どちらにしろ自分で荷物を足さなくてはなりません。

とはいえ、避難グッズの準備にかける時間のない人には悪くないと思います。



用意しなくちゃいけないと思いつつ、何を持って行けばわからなくて準備ができない人は、 紙やスマートフォンなどに、ひとつずつ必要なものを書き出して自分なりのチェックシートを作ってみてください。

さまざまなウェブサイトで公開されている「必ず必要なもの」に加えて、 あると便利だといわれているものについても「いる」「いらない」の仕分けをひとつずつ行うと、 何を持って行けばよいのかがわかってくるはずです。





最後に



避難時の持ち物については、上記にあげた以外にも必要なもの、あると便利なものがまだまだあります。

また人によっても必要となるものは異なるため、普段必ず使用しているものは何か、 なくては困るものがないかをよく考えたうえで持ち出し品のリスクを作り、本当に必要となるものを用意しておくようにしましょう。


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