連れと彼の友人と一緒に、秋葉原にある旧ラジオ会館を観に行きました。



秋葉の旧ラジオ会館は、建替えのために15日から解体工事が始まるらしく、
最後のイベントとして8月12日～14日まで「大納涼祭」が開催されています。

自分自身は、ラジオ会館は外観を見たことがあるだけで特に思い出などはないのですけど、
かなり昔からある建物という事で、知る人にはかなり思い入れのある場所のようです。

そういうわけで、どんなものなのかと観に行ってみました。

しかし写真をかなり沢山撮影したため、いつも以上に写真が多くなってしまいました。
（かなり絞ったのですけど本当に多いので、環境によっては重いかもしれません）

写真が中心の記事なので、暇な方だけご覧下さい。

旧ラジオ会館。

いまでこそ、店の商品ラインアップにはフィギュアなんかが目立つのですが
昔はもっと違った感じだったそう。








入場するには入場整理券が必要との事。
入場整理券は新ラジオ館やK-BOOKSで500円分以上の買い物をしたらもらえるそうです。






ラジオ会館は1～3号店に分離していました。
一号館は旧ラジオ会館のすぐ隣です。






というわけで、隣のラジオ会館1号店へ。






この日はお台場の方でコミックマーケットがあり、
秋葉もその荷物を持った人たちであふれていました。






特に何も買いたいものなどはなかったのですが、
上から下まで見回った後、商品を購入して入場整理券をもらいました。

私は使わないもの、いらないものが増えるのが嫌いなので、
何を買おうか散々迷った挙句・・






アルパカのストラップを購入。

アルパカは、クラレの「ミラバケッソ」とかいうCMに出てくる、
もこもこのかわいい動物です。

すごくかわいいのですが、触るとパラパラ毛が・・
剥げる日も近そうです。













そんな感じでウロウロしていたら、すっかり暗くなってしまいました。
しかし旧ラジオ会館は21時までやっているとの事で、まだ余裕です。



旧ラジオ会館入り口で入場整理券をみせ、入場します。






大納涼祭のうちわとオークションの案内などのチラシを貰いました。






入り口付近には、ラジオ会館のフロア案内の看板があります。






廊下の天井には、お祭りらしい提灯がつるされています。








大納涼祭という事で、射的やヨーヨーつりなどのお祭り定番のお店が出ていました。
あんまりにぎわっていない感じでしたが・・








建物はかなり古い感じです。
所々残っている看板なども、昔っぽい雰囲気のものが多いです。

そういえば最近、秋葉に昔からある古い建物が次々となくなっていき、
新しい建物にどんどん代わっているそうですが、新しくなると同時にアトレのようなお洒落な場所が駅前に増え、
秋葉らしくなくなっているのを残念がる声も多いそうです。






いくつかの看板に、番号が書かれた白い札が貼られています。









これは



「ラジ館オークション」と称し、オークション形式で販売されているものだそうで、
あちこちでこのような番号が振られた看板や案内図などを見かけました。









というわけで館内をみてまわります。






今回のイベントでは、これまで公開されていなかったラジオ会館の8Fや屋上に入る事ができるのだそうで、
とりあえず8Fから順番に見ていくことにしました。









8Fに到着後、順番に見てまわります。











かなり古い建物なのですけど、このオフィスだけ綺麗でした。






オフィスから見た外の風景です。






こちらは社長室。










中は他の部屋よりも立派な感じです。
じゅうたんもふかふかしていました。








こちらは社長室の隣にある和室。

もう外が暗かったので、なんとなく部屋の中も薄暗い感じ・・
雰囲気的には古い旅館の部屋みたいです。






炊事場のような部屋もあります。






8Fの廊下沿いに、庭園を見る事ができます。
8Fにこんな庭があるなんて、誰も想像しなかったと思います。






戸を開けると倉庫。
こういう小さな倉庫のような場所が、いたるところにありました。






建物のひびを塗りなおした後もあちこちにあり・・
最近地震が特に多いので、古い建物は怖いです。













下に降りる前に、屋上へ上がってみます。
この屋上も、これまでは入る事が出来なかった場所なのだそうです。










こんな感じで、沢山の人が休憩していました。








飲み物や食べ物も販売しています。








隣には、新しいラジオ館の1号館が見えます。

大納涼祭といっても全然お祭りっぽくないと思っていたのですが、
ここはちょっとだけお祭りっぽい雰囲気です。










そんなわけで、下に降りていきます。



7Fのインフォメーションです。








パーソナルコンピューター発祥の地とあります。

ここはNECが開設した、というマイコン「TK-80」の販売拠点（Bit-INN東京）なのだそうです。
連れが何か色々話してましたが、細かい事はわすれてしまいました。
















どの部屋のスカスカで変な感じです。
でもどこもしっかり冷房は効いていて涼しかったです。






かなり古そうな温度＆湿度計です。
小学生の頃、学校にこういう温度計があった記憶があります。






一通り見たので6Fへ降ります。








6Fのインフォメーションです。

「71」という番号が振られています。
という事は、この看板もオークションに出ているようです。






トモカという店。
オーディオ機器なんかを販売している店のようです。






でも何も無し。
ケーブルなどが沢山散らばっています。






涼風マヨ・・って何？
って調べたら、実在する女優さんの名前のようですが、これはそうなのでしょうか？
















アニメのイラストかなって思ったら、よく見るとフィギュアの写真でした。
すごく良く出来ていて、イラストみたいに見えます。






5Fのインフォメーション。






ですがこのフロアは一般公開されていません。










って事で、すぐ4Fへ。



4Fインフォメーションの看板は、オークションに出されているようです。






4Fはこれまでに見た階とは異なり、エスカレーターが設置されています。








どの部屋も格子でふさがれていて、何か変な感じです。






3Fに降りようとエスカレーターまでやってきたら、
エスカレーター横に置かれた看板もオークションに出されていました。

やっぱりこれも欲しい人いるんでしょうか。






3Fのインフォメーション。
ここはK-BOOKSのみのようです。












部屋には見事に何もありませんが、壁に沢山イラストが描かれたポスターが張られていました。











そして2Fに降りると



ホビーショップコトブキヤの案内。
ですが・・






納涼カフェになっていました。






カフェ内では、ラジオ会館オリジナルのTシャツやグッズなどを販売しています。








写真を撮るだけで良いんですか！？後悔しますよ！？
とすすめられましたが、あんまり欲しいものはなかったです。








ここでも食べ物や飲み物などが色々販売されていました。













その後、まだみてまわっていない所をまわります。









ハビコロ玩具と書かれた看板も、オークション品です。












グルッとまわると、「ラジオ会館さよなら！！ウォール会場」が見えました。






ですがもう書く所がなくなってしまったという事で、
5月2日に終わってしまったそうです。










メッセージが書かれた部屋の入り口付近には、福引会場も設置されています。
福引は、一階でゲームをするか、館内のカフェ以外の場所で買い物をするとできるそうです。

といっても、景品に特に欲しいものはないかも・・
記念にって人が多いのかも知れません。










そのような感じで全てを見終え、ラジオ館を後にしました。



あまり思い入れはないと書きましたが、
それでも中をみまわるのは結構面白かったです。

秋葉もどんどん新しくなっていくのは良いですが、
こぎれい過ぎるのは秋葉らしくないなあとか思ったりします。