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ドスパラの「Diginnos Stick DG-STK5S」を使用&レビュー 2万円台のスティック型パソコン

ドスパラの「Diginnos Stick DG-STK5S」というデスクトップパソコンを使ってみましたので、 製品についてレビューしたいと思います。



今回ご紹介する製品、デスクトップパソコンと一口にいっても、一般的によくみるようなサイズの大きなパソコンではありません。

この「Diginnos Stick DG-STK5S」は、手のひらにも余裕で収まる小型サイズを実現したスティック型のパソコンで、その重さなんと約75g。

小さめのスマートフォンでも150~200gくらいの重さがあることを踏まえると、いかに小さく軽いかということをわかっていただけるのではないでしょうか。

小型軽量であるだけではなく、価格も2万円台(26,800円/税別/2019年3月6日時点)と非常に安いです。

正直いって性能が高いとはいえませんが、かといってものすごく低性能かというとそんなこともないため、 簡単なことに使えるパソコンが欲しい方には魅力ある製品だと思います。

というわけで以下、Diginnos Stick DG-STK5Sの特徴や使い勝手についてまとめてみました。






約75gと超軽量かつコンパクトサイズを実現

Diginnos Stick DG-STK5Sは、パソコンではありえない約75gという軽さを実現しています。

冒頭でも述べましたが、小さめのスマートフォンでも150~200g程度の重さはあるのですよね。 しかし本製品はその半分程度の重さです。



軽いだけではなく、スティック型といわれるように薄く小さいため、服やカバンのポケットにも余裕で入ります。




小型のショルダーバッグのポケットにも余裕で入る

まあ、利用にはディスプレイやキーボード、マウスなどの周辺機器のほか、 電源アダプターで給電しなくてはならないため、利用場所に制限はあります。

ですが小さいと置き場所に困りませんし、別の部屋でパソコンを使おうと思ったときにも移動が楽なんですよね。

大きなサイズのパソコンとは異なり、気軽に買えて気楽に使えるところも魅力です。





実際に重さを計測してみたところ、74gでした。(公称値は75g)
手に持ってもほとんど重さを感じません。





小さくても日常利用には十分な性能

小型のパソコンは搭載できるパーツに限りがあるという性質上、あまり高性能にはできません。

特に、今回のDiginnos Stick DG-STK5Sは一般的なパソコンと比較するとかなり小さいですから、 性能面に不安を感じる人もおられるのではないかと思いますが、サイズの割に性能は悪くはないのですよね。

以下、Diginnos Stick DG-STK5Sの構成や性能面について解説します。

【掲載している Diginnos Stick DG-STK5Sの主な構成】
・Windows 10 Home
・Celeron N4000
・4GBメモリ
・64GB eMMC
・Intel Wireless-AC 9560(無線LAN)


Celeron N4000を搭載

Diginnos Stick DG-STK5Sには、「Celeron N4000」という低価格帯のノートに搭載されることが多いCPUを搭載しています。


搭載CPUを表示するソフトウェアでチェック

昔はCeleronというと低性能、遅いというイメージがありましたが、最近のCeleronはモデルによって差はあるものの、 Celeron N4000に関しては昔のCeleronと比較してパワーがあるため、ネットや動画をみる程度の用途なら余裕でこなせます。

またCPUに内蔵されているグラフィック性能が向上しているため、 簡単なゲーム…例えばブラウザゲーム程度の軽いゲームであれば普通に遊べるんですよね。

メモリも4GBと、軽い用途には十分な容量を搭載しています。

加えて省電力なところがポイントです。
CPUの電力消費が非常に小さいため、長時間使ったとしても大した電気代がかかりません。

リビングで長時間の動画観賞を行ったり2Dゲームをプレイするには、ちょうど良い構成内容だといえます。




性能を測るためのベンチマークテストも、簡単に行ってみました。




3DMarkと呼ばれるベンチマークテストです。
あまりスコアは高くはありませんが、ライトな普段使い用のパソコンとしてなら十分な性能です。




マインクラフトでも遊んでみました。




連続的な爆破など負荷のかかる使い方には向きません。

しかし単純に動き回ったり採掘したり、建造したり…といった遊び方であれば、 ちょっと動きが鈍い時もあるものの普通に動く感じです。

3Dはともかく、軽いブラウザゲームなどなら快適に遊べます。製品価格的には十分な性能でしょう。




サクサクとした使用感!64GBのストレージを搭載

Diginnos Stick DG-STK5Sはストレージに、64GBの「eMMC」と呼ばれる種類のストレージを搭載しています。


「SanDisk DA4064」という64GB eMMCを搭載

eMMCとは、フラッシュメモリーを使用した記憶装置の名称です。

パソコンのストレージとしては定番の「SSD」にもフラッシュメモリーが使われているものが多いですから、似ているといえばそうかもしれません。

ただ、SSDがパーツとして独立しているのに対し、 eMMCは最初からマザーボードに組み込まれているため、SSDのように取り外せません。

容量を増やしたいと考えた時に、SSDならドライブを交換すれば済むことですが、eMMCではそれができないんです。

またスピードに関しても、eMMCよりもSSDの方が高速であることがほとんどなのですよね。

なんてかくと、eMMCがあまりよくないストレージのように思えてしまうかもしれませんが、 eMMCもSSDほどではないものの高速です。

少なくともHDDよりは速いため、HDDを搭載したパソコンよりも快適に作業が行えることがほとんど。

今回のDiginnos Stick DG-STK5Sにも eMMCが作用されているため、価格が安い割にはサクサクとした使い心地なんですよね。 本モデルの価格でこの使用感は、悪くないのではと思います。




Diginnos Stick DG-STK5Sに搭載されているeMMCの性能を測定

上記はストレージのベンチマークツールです。
単純に数値が大きいほど、高速で性能が高いストレージだと考えることができます。

SSDの速度を測定した場合、最上部の数値は小さくても200を超えるものがほとんどです。

一方でHDDの場合、速いもので150前後、遅いと100を切ることもあります。 そんなHDDに比べると、ややハイスピードであることがわかります。

体感でも速いですよ。




ちなみに今回のパソコン、容量はかなり少ないです。
全く余裕がないかというとそんなことはありませんが、64GBしかありませんから無駄遣いはできません。



ひとつの目安として見ていただきたいのですが、初期時のユーザーが利用可能な空き容量は42.4GBでした。

アプリのインストールや、写真や動画データの保存が全くできないくらい残容量が少ないわけではありませんが、 Windows アップデートなどで空き容量が減っていくことを考えると、無駄遣いは禁物。

ソフトやデータをたくさん入れたい人には向きません。
逆に、あまりデータを入れない人にとっては無駄がないストレージだといえます。





Diginnos Stick DG-STK5Sの外観をチェック

Diginnos Stick DG-STK5Sの外観チェックです。



本体表側には特に何もありません。
やや濃い目のグレーがかったシルバーのカラーリングが施されています。





そして本体裏面。
端の方には電源ボタン、その隣には排熱のための通気孔が配置されています。

本製品には発熱の小さいパーツが搭載されていますが、 ケースがとても小さいため、通常のパソコンよりも熱はこもりやすくなっています。

なので、内部に冷却ファンを搭載しているのですよね。



スティック型のパソコンの中には冷却ファンを搭載しないものもありますが、 冷却機能を搭載しないスティックパソコンは、負荷をかけるとパーツ温度が上がりやすい傾向にあります。

高温にさらされるのは、パソコンのパーツにとっては良いことではありません。

パソコンの内部が高熱に長時間さらされると、パーツの保護機能によって性能が一時的に抑えられたり、 場合によっては電源が落ちてしまう恐れがあります。

使用中に、動作が遅くなったり電源が落ちていては、安心して使えませんよね?

なので、そういったトラブルを防ぐためにDiginnos Stick DG-STK5Sには冷却機能が搭載されているんです。

実際、ゲームのベンチマークなどで負荷をかけてみましたが、そのせいで動作が鈍ったり性能が低下したと感じることは一度もありませんでした。

ファンの音はやや大きめなものの、よほど静かな場所でパソコンを利用していない限りは気になることはないでしょう。







スティックの側面には、MicroSDカードやACコネクター、USB3.0 Type-A、USB3.0 Type-Cが搭載されています。

このサイズですから、インターフェースの内容は充実しているとまではいえないものの、 USBをType-AとType-Cの2基搭載しているところが便利です。





こちらはHDMI出力端子。
ディスプレイのHDMI入力端子に直接挿しこんで接続します。





製品に同梱されているもの

Diginnos Stick DG-STK5Sに同梱されている付属品をご紹介します。



左からDiginnos Stick DG-STK5S、HDMI延長ケーブル、ACアダプターです。

Diginnos Stick DG-STK5Sの本体には、ディスプレイに接続するための端子がついているため、 HDMIケーブルは使う必要がありません。

パソコンのディスプレイやテレビの裏面、もしくは側面にあるHDMI入力端子に、直接Diginnos Stick DG-STK5Sを挿しこめば接続できます。

ただ、ディスプレイの設置場所によっては背面スペースに余裕がなかったり、 HDMI入力端子のある場所によっては、Diginnos Stick DG-STK5Sを直接挿し込むのが難しいこともあります。

そんな時のために、本製品にはHDMI延長ケーブルが標準で付属しています。



HDMI延長ケーブルの端子にDiginnos Stick DG-STK5Sを挿し込み、ケーブルをディスプレイのHDMI端子に挿しこめば、 背面スペースに余裕がなくても接続できるというわけです。

HDMI延長ケーブルは不要な場合もありますが、もしもの時のために標準で付属しているのは助かりますね。





こちらはクイックスタートガイドです。
付属品やインターフェースの内容など、製品についての簡単な解説がかかれています。

接続方法についても詳しい説明があるため、セットアップの仕方で迷うことはないでしょう。




クイックスタートガイドに掲載されている接続例



実際に、ディスプレイや周辺機器類と接続してみました。



本体はコンパクトですが、必要なものを接続するとややゴチャゴチャしてしまいますね。

ACケーブルはともかく、キーボードやマウスはワイヤレスタイプのデバイスを利用すると、 パソコン周辺がスッキリしますのでおすすめです。





どんな用途に使える?

価格も安いし性能もちょうど良さそうな製品だけど、これといった使い道が思い浮かばない…なんて方もいるかもしれません。

簡単にですが、Diginnos Stick DG-STK5Sの使用例をあげてみました。



リビングの大画面テレビで動画や2Dゲームが遊べる



自分がメインで使っているパソコンとは別に、家族で使えるリビング用のパソコンがあると便利ですよね。

HDMI端子のあるテレビであれば、本製品を接続するだけでパソコンが使えるようになるため、 一台置いておくと重宝するはずです。

例えばストリーミングサービスを利用して映画や音楽観賞を行ったり、軽い2Dゲームのプレイも可能。

Diginnos Stick DG-STK5Sのサイズなら邪魔になりませんし、お手頃価格ですからもう一台…なんて具合に気軽に買えるのではないでしょうか。




旅先や実家でのパソコン作業に



旅先や実家への帰省時にパソコンを持っていく人は多いと思いますが、結構荷物なのですよね。 小型のノートパソコンでも1kg前後はありますから、他の荷物が多いと持ち運びも大変。

そんな時に便利なのが、今回のスティックパソコンです。

スティックパソコンは、ディスプレイやキーボードといった周辺機器が必要だったり、電源も確保しなくてはならないため、 ノートパソコンのようにいつでもどこでも使えるわけではありません。

ですが、旅先にそういった周辺機器類を確保できるのなら、 持っていくのはDiginnos Stick DG-STK5Sと電源アダプターのみで済みます。

例えば実家に液晶、もしくはHDMI端子のあるテレビやキーボード類を用意しておけば、 帰省時にはスティックパソコンだけを持っていくだけなので楽ちんです。




プレゼンテーションや展示など、ビジネスにも便利



今回のDiginnos Stick DG-STK5S、HDMI端子を搭載しているディスプレイをはじめ、 プロジェクターなどにも直接接続できるため、 ビジネス上でのプレゼンテーションであったり、デジタルサイネージ(※)にも便利です。

※電子看板。ディスプレイを利用した広告のようなもの。

持ち運びが簡単なことに加え、ディスプレイやプロジェクターへの接続時にも邪魔にならないため、 特にパソコンの置き場がないような場所での利用には重宝するのではないでしょうか。




予備のサブパソコンとして

パソコンがいきなり壊れるなんてこと、珍しくはありません。
なのでメインパソコンとは別に、予備のサブパソコンを持つ方は少なくないと思います。



ただ、人によってはサブパソコンってあまり使わない場合もあるのですよね。

あまり使わないものにコストをかけるのは無駄ですが、Diginnos Stick DG-STK5Sのようなスティックパソコンなら コスト面の負担は小さいですし置いておいても邪魔になりません。

あまり使わないのなら普段は引き出しなどに収納しておいて、必要な時にのみ出してきて使うなんてこともできます。

メインパソコンがトラブルを起こしたときの予備として、一台持っておくと安心できるはずです。





なんと1万円台のスティックパソコンもある

今回ご紹介しているDiginnos Stick DG-STK5Sは、 ドスパラのスティックパソコンの中では高性能な上位モデルにあたります。

上位モデルであっても十分に安いと思うのですが、 最低限のことができればそれでいいという方にとっては、ややスペックが高いかもしれません。

ネット閲覧やメールチェックなど単純なことができればよいという方には、 低価格モデルのスティックパソコン「Diginnos Stick DG-STK4C」もおすすめです。


低価格モデル Diginnos Stick DG-STK4C
【Diginnos Stick DG-STK4Cの主な構成】
・Windows 10 Home
・Atom x7-Z8700
・4GBメモリ
・32GB eMMC
・IEEE802.11 a/b/g/n/ac(無線LAN)

Diginnos Stick DG-STK4Cには、今回ご紹介した上位のスティックパソコンよりも やや性能の低いCPUが使われています。

またストレージの容量も、32GBと非常に少ないです。

32GBのストレージ容量はWindows 10を利用するにはやや少ないため、 パソコンの操作に不慣れな方にはおすすめできません。 Windowsアップデートが容量不足でまともに行えず、あとあと困る可能性があるからです。

ただネットやYoutubeをみるだけ、音楽を聴くだけ…なんて単純な目的用としては、 無駄がなく悪くない製品です。

個人的には、長く使いたいのなら今回ご紹介したDiginnos Stick DG-STK5Sをおすすめしますが、 できる限りコストを抑えたいというのなら低価格モデルの購入もありでしょう。







Diginnos Stick DG-STK5Sについては以上となります。

なお、掲載している製品価格や情報は記事作成時点(2019年3月6日)のものであり、 変更される可能性があります。

記事閲覧のタイミングによっては実際の情報とは異なる恐れがあるため、 製品の購入を検討されている方は、必ず公式サイトの製品ページにて価格や内容をご確認ください。


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