豚カルビに参鶏湯、プゴク他 かなりお得な韓国料理のコース (ハヌリ/渋谷)
仕事関連の知人とあうため、昨日(3月1日)は早めに仕事を終わらせ、夕方から渋谷に出かけてきました。 という訳でカラオケですが、正直最近の歌はあんまり分かりません。 というか、最近は仕事の邪魔にならない洋楽くらいしか聴かないので、 新譜を見ても何が何やらです。 仕方がないのでかなり古い曲を歌うのですが、 知人はさらに古い曲を歌うので全然気になりません。 そのような感じで時間をつぶしているうちに程よい時間になったので、 カラオケのあるビルを出て道玄坂の方へ向かいます。 寒さも手伝ってか、かなりお腹が空いてきました。 というわけで本日訪れたのは、「ハヌリ」という韓国伝統料理の専門店。 本格的な韓国料理を出す店という事で、 韓国料理好きの自分としては期待が高まります。 ちなみに「ハヌリ」とは、家族とか友情などという意味を持つ韓国語。 韓国の人は情をものすごく大事にするので、 韓国のイメージそのものの言葉だなあと思います。 ハヌリは2階にあるので、ビル横の階段を上がります。 テレビ云々・・とか書かれていますが、 自分はテレビを観ないのでさっぱりよくわかりません。 店内の様子。 まだ食事時には少し早めの時間だったからか、それ程混んでいませんでした。 また、この時点で見ている限りでは、韓国人店員しか居ないみたいでした。 ちなみに自分、この店は初めてだと思い込んでいたのですが、 2年ほど前に一度、仕事関係の人とランチに来た事があったのを思い出しました。 その時は確か、ランチメニューのビビンパを食べたんだったと思います。 (食べたものとか行った店ってまず忘れないのですが、ここはなぜか忘れていました) 韓国らしい雰囲気の内装です。 テーブルにはメニューと、 お通しの鉢が予め置かれていました。 内容は胡瓜のキムチと小魚の佃煮みたいなもの、そして春雨です。 で、今回注文したメニューですが・・ 色々単品で頼むのも良いですが、あれもこれも目移りして決めるのが大変なので、 ウェブでチェックしていたレディースコースという限定コースを注文する事にしました。 レディースコースは名前通り女性向けのメニューですが、 女性が居れば男性がいてもOK。 ただ内容的にかなりお得なメニューだからなのか、店のメニュー表には載っていません。 あと、金曜と土曜は頼めないみたいです。 まずはナムル。 注文後、即行で運ばれてきます。 そしてキムチ類。 カクテキとオイキムチ、白菜のキムチが盛り付けられています。 味は甘めで、殆ど辛味はありません。 続いてチャプチェ。 私は韓国の太くて弾力のある春雨が好きなので、チャプチェは好きなメニューの一つです。 ご飯なんかにのせて食べても美味しいです。 そして韓国式玉子焼き。 普通の玉子焼きと味は変わりません。 しかし、次々と間をおく事なく運ばれてくるので、写真やら机の上の整理やらで大変です。 こちらはヤンニョン骨付き豚カルビ。 ハサミやトングなどが添えられています。 日本で焼肉というと、予めちょうど良いサイズにカットした肉が出てきますが、 韓国では肉は塊のまま出てくる事が多いです。 なので、ハサミで適当な大きさにカットしながら調理します。 そして肉と一緒に備長炭七輪焼きが登場。 焼肉中。 一応、本格的な韓国料理屋では、大抵店の方が肉の調理をしてくれるのですが、 ここは言わないとしてくれないみたいです。 ただ、この時点ではまだそれ程混んでいなかったからか、 声をかけたら一通りの作業をやってくれました。 ですが、食事時もピークになるとめちゃくちゃ混むので、 そうなるとやる余裕なんてないと思います。 焼けてきました。 味付け肉なので、煙と共に甘辛い香りが漂います。 ちなみに、自分的に韓国焼肉というと葉野菜が欠かせないのですが、 コースには含まれていないと言う事だったので、野菜だけ追加しました。 サンチュとエゴマの葉を注文しました。 ここは量の割りに結構安価です。(確か単品が250~350円くらいだった) 葉を注文すると、サムジャンも付いてきます。 サムジャンは、葉にあうコチュジャンみたいなものです。 手に葉を広げ、焼けた肉とサムジャン、キムチなんかを添えて包んで食べます。 葉に、おかずやご飯なんかを包んで食べるサムパプという料理もあるのですが、 それは自分が好きな韓国料理のベスト5に入ります。 それくらい美味しいし、調味料さえあれば簡単に出来るので、 家でもたまにやります。一人でもやったりします。 じゃがいものチヂミ。 こちらのタレをつけて食べます。 辛そうに見えますが、それ程辛くありません。 でも辛いものが苦手な人だと、もしかしたら辛いと思うかもしれません。 チヂミはモチモチしていて美味しいですが、ジャガイモが入っているからかやや甘め。 なので少々辛い味付けのタレがよくあいます。 そしてプゴク。 干しダラが入ったスープです。 よいダシが出ています。 韓国では肌に良いとか色々言われていて人気みたいですが、 かなりあっさり系なので自分は好きというほどではありません。 ですが味は美味しいです。 単品でも結構価格はすると思います。 そしてこちらはコムタン。 またスープです。 ちなみにコムタンは牛の肉や内臓なんかを煮込んだスープですが、 これは白濁しているのでソルロンタン(牛の骨も煮込む)ではないか?と思うのですが・・ まあ、コムタンとソルロンタンの区別は結構曖昧みたいですし、 韓国の方がコムタンだといっているのでそうなのでしょう。 ちなみに、本来のコース通りならばトガニタン(牛の軟骨を煮込んだスープ)が出るはずなのですが、 韓国からの仕入れが間に合わなかったという事で、こちらに変更になりました。 この時点でもうお腹がはちきれそうに苦しかったのですが、 最後の締めとして、サムゲタンかカムジャタンが出て来るそうで・・ カムジャタンはじゃがいもと豚を煮込んだ鍋の事で、 自分が知る限りでは結構ボリュームがある料理です。 ちょっとそれは無理な感じなので、サムゲタンをもってきてもらうことにしました。 というわけでサムゲタン。 もち米やナツメなんかが入っており、 一人ならこれ一品でもお腹一杯になるのではと思うくらいのボリュームです。 味はもちろん美味しいですが、お腹が苦しいです。 ・・そんな感じで、まさかこんなに一品一品にボリュームのある料理が出てくるとは思わず、 腹八分目とか考えていたのに、腹一五分目位になってしまいましたが、 コストパフォーマンスは間違いなく良いと思います。 ちなみに、メニューに目を通していると、 私の大好きなパッピンス(韓国式カキ氷)がありましたので、 ちょっとここは自分的に要チェックな店かもしれません。 店は恵比寿や池袋にもあるみたいです。 関連する記事 |