まろやかで日本人向けのタイ料理?蒸し鶏ご飯 特製味噌ソース添え (コカレストラン/ルミネエスト新宿)昨日は寝たのが遅かったのにもかかわらず、美容室の予約や家の整理など、色々用事を片付けようと結構早く起きたので微妙に寝不足。 ちなみにビルの場所柄、どこの店も店前で客が並んでいるような状態だったのですが、タイ料理はどちらかというとあまり若い客層向けではないのか、全く並ばずに入店する事ができました。 カフェやファーストフード系、ビュッフェ系のレストランなどは結構並んでいたので、ラッキーでした。 ![]() こちらは店頭に飾られていたタイスキの解説。 このコカレストランは、タイの首都バンコクにも本店を持つ1957年創業の老舗レストランで、タイ料理の中でも特にタイスキが有名な店だそうです。 タイスキは特に好きではないので、これ目当てではないですが、 写真を見る限りでは美味しそうです。 今は季節柄暑くて食べる気がしませんが・・ ![]() 内装はこんな感じ。 店は外とは壁などで区切られておらず、 どちらかというとファーストフード系の店のような雰囲気です。 タイレストランは大抵、店員がタイ人なのですが、ここは店員の大多数が日本人のようで、 席まで案内してくれたお姉さんも、注文をとりに来たお兄さんも日本人でした。 日本語だとやはり安心できますが、 タイ料理を食べる醍醐味というのが少し薄れる気がします。 で、メニューですが、 ここのコカレストランは休日でも15時まではランチメニューを提供しているという事で、 ランチメニューを注文する事にしました。 メニューは全体的に価格が低め。 特にグリーンカレーのランチセットがめちゃくちゃ安かったのですが、 今回頼んだのはグリーンカレーではなく・・ ![]() こちら。 蒸し鶏ご飯 特製味噌ソース添え。 カオマンガイの事です。 先週、同じく新宿にある「バーンリムパー 職安通り本店」で、カオマンガイを食べたのですが、これが予想を上回る美味しさだったので、その感動をまた味わうべくこのメニューを・・ という事で、カオマンガイのランチセットを注文しました。 それプラス・・ ![]() こちらのランチデザートも注文。 ランチタピオカココナッツミルク・・・とありますが、 デザートビュッフェの事です。 といっても食べ放題ではなく、予め用意されたグラスの器に自由にデザートを入れるというもので、取りに行くのは一回きり。 このデザートに、ジャスミンティーがつきます。 そんなこんなで、ようやく待望のタイランチです。 しかし混んでいる時間帯だからなのか、運ばれてくるまでに少し時間がかかりました。 いつも訪問するタイ人のタイ料理の店が、注文してから料理が運ばれてくるまでに遅くとも6~7分以内、早ければ1~2分程度という高速調理なので、普通の待ち時間がやけに長く感じました。 で、ランチです。 ![]() 蒸し鶏ご飯 特製味噌ソース添え、カオマンガイです。 料理はきれいに盛りつけられており、とてもよいにおいがします。 ![]() サラダは大根やにんじん、水菜など・・・ ちょっと酸味のある普通のドレッシングがかかっています。 細かなフライドオニオンが混ざっており、香ばしくて美味しいです。 ![]() そしてスープ。 こちらはシメジやえのきなどのきのこが入っています。 味は普通。 ![]() そしてカオマンガイ。 ちょっとメニュー写真とは違うようですが、まあそれは想定内のことですので気にしません。 お皿の上には蒸した鶏とスープで炊いたジャスミンライス、きゅうり、特製味噌ソース。 ![]() 中心にはパクチーが添えられています。 少量ですが、これがあるのとないのとでは全然味が変わりますので、重要な要素です。 ちなみに通常は、このソースと鶏肉、ご飯で食べるのだと思いますが、 やはりこれでは寂しすぎるだろう・・・という事で、あれをもらおうと店員に声をかけたのですが、 あれは全て出払っていて今在庫がないとの事。 戻り次第、持ってきてくれるということで、 お腹が空いていたのでどうしようかと思いつつ、あれが来るのを待ちました。 そして数分後、ようやく登場。 ![]() 4種の調味料。 ![]() これがないと、タイ料理を食べる楽しみが半減、いや激減します。 普通でも味は美味しいのですけど、楽しくないのです。 というわけで・・ ![]() 唐辛子とソースを鶏肉にかけました。 この特製味噌ソースは全然辛くなかったので、調味料を待って正解でした。 ちなみに実際はもっともっと唐辛子大量投入なのですが、 あまりにも皿の上が見苦しくなってしまった為、写真掲載は自粛しました。 ![]() 唐辛子は種がたっぷりで美味しいですが、ここの店のはあんまり辛くないです。 鶏肉の全面に唐辛子やナンプラーをまぶしつけて、やっと普通に辛いかな?って感じの辛さでした。 料理は全体的にまろやかな感じの味わいで、先週食べたカオマンガイとはまた一味違います。 エスニックな感じのものが好きな方は、このコカレストランのカオマンガイでは物足りないかもしれません。 私も唐辛子などの調味料がなければ、物足りないと思います。 ですが、タイ米は非常に美味しく炊けていて、きれいにぱらぱらでした。 店によってはふやけた感じのジャスミンライスを出すところもあるので、このタイ米の美味しさには感動です。 このおいしいタイ米で、グリーンカレーをたべたいなあと思いました。 ちなみに私の親友、私がタイ料理タイ料理と騒いでばかりいるので、そこまで言うのなら一度食べてみようとタイ料理を食べに行ったらしいのですが、タイ米が口に合わなかったようで・・・ 何でも米不足の時に食べた事を思い出すんだそうです。私は米不足は子供の頃だったので、あったのかなかったのかあんまり覚えてません・・ 現在の私にしてみると、タイ米は毎日食べても良いくらい美味しいと思っている食材の一つなので、 そう思う人もいるのかとちょっと衝撃でした。 こちらは連れが頼んだメニュー。 ![]() パッタイです。 ガパオとパッタイと悩んだ挙句、こちらに決めました。 やはりこちらにもスープやサラダが付きます。 しかしなぜかこのメニュー、テーブルまで運ばれてくるのにすごく時間がかかりました。 ![]() 上にはナッツたっぷり。 具は少なくはないけれど、想像していたほど多くはありませんでした。 だいぶ前に食べた、新大久保のソムオーやクンメーのパッタイが具沢山だったので、 そう感じたのかもしれません。 そして待望のランチデザート。 ![]() デザートの置かれたテーブルはこのような感じになっています。 6つのトッピングと、ココナッツミルク。 トッピングの内容は、仙草ゼリー(これは苦手)とタピオカ、フルーツ(の缶詰)、 小豆餡、ナタデココ、そしてジャックフルーツという東南アジア系のフルーツ。 ![]() グラスにギリギリまでたっぷり盛り付けました。 ![]() 私のグラスの内容は、タピオカにナタデココ、小豆餡、ココナッツミルクにジャックフルーツ。 ジャックフルーツは私がグラスにデザートを入れ終え、 席に戻ろうかと思っていた矢先に出てきたもので、完成したデザートの上に無理やり搭載。 しかしこうやってみると、結構デザートとしてはさまになっています。 と思いませんか ![]() ジャックフルーツはどこかで食べたことのあるような、でもないような、そんな不思議な味です。 甘味がかなり強く、沢山は食べられないかもしれません。 ![]() ここのタピオカは巨大です。 薄いピンク、青、など色もカラフルでした。 しかし私、グラスに欲張ってタピオカを入れすぎたせいで、 ココナッツミルクが申し訳程度にしか入りませんでした。 なので、タピオカココナッツというよりは、タピオカ小豆シロップという感じの味でしたが、 味は普通に美味しかったです。 で、全体的な評価ですが、普通に美味しかったです。 メインとなるタイスキなどを食べていないので、あまりどうこうは言えませんが、 食べたものに関してはマイルドで日本人向けの味だと思いますので、万人受けするのではないでしょうか。 私的にはデザートが良かったです。 ビュッフェってそれだけで楽しいので・・ ちなみにですね、このルミネエストには、7Fにもルークチャンというタイ料理店があります。 (コカレストランは8F) コカレストランで食事した後、軽く偵察しに7Fまで行きました。 価格的にはコカレストランの方が全体的に安めでしょうか。 でもランチメニューなどは、ついてくる小鉢の内容などが充実しています。 ですので、価格なりの内容ではないかと思います。 近辺を怪しくウロウロしていたら、ルークチャンの店頭のウィンドウ越しにこんなものを発見。 ![]() タイ食材のミニチュア。 こういうタイ食材関係のミニチュア、あちこちのタイレストランで見かけますが、 どれもこれも精巧すぎます。 これは大人のこぶしよりも一回り小さいくらいの大きさ。 ミニチュアを見るのが好きなので、これはたまらんです・・ ![]() 唐辛子は青と赤が用意されています。 にんじん、パプリカ・・中央はパパイヤの千切りでしょうか・・ ソムタムの材料? ![]() これだけ拡大しても、細かい・・ これはどこで売っているのかと思い、調べてみたら、 やはりタイで売られているようです。(→ タイのミニチュア展示会の様子) 話が逸れましたが、また近いうち、こちらの店にも訪問してみようと思います。 関連する記事 |